ASSASSIN君 大忙し!
最近人気上昇中のAssassin。USでいくつかのビッグコンサートのショーに出演した後 ジャマイカに戻ってきた。PenthouseのレコーディングアーチストであるAssassinは 10月12日14日までの週末の間、Washington DCからFloridaのMiamiへと小ツアーを行なった。 まだ19歳という若さのAssassin君。Washingtonでは、毎年恒例のHoward大学の同窓会のイベントに出演。そのイベントではDMXやSpragga Benz、Foxy Brown、Baby Chamなどと一緒にパフォーマンスした。 「あのイベントは良かったなぁ。たくさんの女の子達がいたし、会場はとてもピュアなヴァイブスだった。 自分自身も楽しめたしね。みんなが僕の歌を知っていたのには驚いたなぁ。お客の反応もすごく良かったよ。」 とAssassin。 10月14日にはMiamiの“Great Music Performance”主催のイベント“Log On”に出演。 The Greenという所で行われたそのイベントでは Elephant Manを始めSpragga BenzやWord 21なども一緒にパフォーマンスした。 ステージでSpraggaに紹介されたAssassinは、Suger Slickと一緒に “Dedicated To The World”を歌い始め、彼のヒットチャート曲“To Make Money”で 会場中はMash Upした。 “How Fi Get It”や“Gi Wi Dem ”(Spraggaと)、“Let Me Through”“Pon Di Ends” “Sky-Lark”などの曲もオーディエンスの反応は良かった。 このAssassin君の海外向けに作られた曲が近々リリースさせる予定。 今現在はBobby KondersのMassive Bレーベルから“Let Me Through”、 Jeremy Hardingのリディム“Liquid”にのせた“Sky-Lark”、 そしてWayne MarshallとrapperのWar Fareと一緒にやっている“Reggae Music Keep Playing”などが リリースされているので是非チェックしてみて。
Merciless「俺はレイプなんてしてない!」
War Head ことMercilessは2001年10月16日、St.Maryで行われたショーに出演した後 St.Mary出身の19歳の女子を無理矢理レイプした、として容疑にかけられている。 Merciless本人と目撃者(そのイベントのプロモーターを含めた)達の証言によれば ステージが終わった後、その女子はMercilessに挑発的なアプローチをしてきたという。 事件の発端はその19歳の女子と親し気な女軍団達にサインをせがまれていた時に起きた。 彼女が彼の家に行く事を同意したので、二人はその場を離れた。 行く途中で彼女がトイレに行きたいと言ったので Mercilessは彼女が戻ってくるのを待った。 「もし彼女が俺に恐怖感を持っていたなら、途中逃げることだって出来るはずだ。 家に着いてから、お互い同意した上でセックスをした」と訴えている。 「俺がうたた寝をしている間に、彼女は警察に電話をして“俺にレイプされた”と嘘をついた。 そして家に警官がいきなり来て、俺はたたき起こされ、そのまま勾留されたってわけ。」 結局 同日のうちに釈放されたが、後日裁判が行われる前に告訴に答弁するだろう。 「彼女がMercilessを陥れるために企んだことで、メディア達のレポートはまったくのデマである」と Mercilessは断固主張しているが、事件の内容が内容だけに 誰一人彼の味方につくものはいなさそうだ。
CUT & CLEAR レーベルが新曲をリリース!
ローカルのシーンからどんどん新しいレコードレーベルが生まれている。 ほとんどのローカルレーベルは、よほど新しいことや刺激的なことをやらない限り、 視聴者達に強いインパクトを残せないまま、なくなってしまう。 たくさんあるレーベルの中から際立った“CUT & CLEAR”は 希少なローカルレーベルの一つである。 大人気の“Wanga”のリディムを使ったホットシングル Bounti Killaの“Roy”やFrisco Kidの“Inspire Mi”、 Bascombe Xの“Better Than Dem”やLukie Dの“Only Love Can Help”、 Suger Slickの“Since I Found You”などをリリースしている。 これらのシングルはFire Ball Record Distributionで手に入る。
MOBAYのニューダンサー
“Screechie”というステージネームのダンサーPhillip Burchellが モベイのエンターテイメントのシーンで人気急上昇。 彼は“Log On”や“Screechie”“Butterfly”や“tatty”の他、 観客を笑わせながら様々なダンス&ショーを見せる。 このお笑い系(?)ダンサーのScreechieはSt.JamesのLilliputの出身。 彼のブッキングコールは820-3564まで!
DJ LIPPOがTURKSとCACAOSでデビュー!
Mobayに拠点を置き、HOT 102 FMのセレクター&Deejayとして活躍中のDJ LIPPO。 Turks & Cacaos島のナイトクラブでのデビューが決まったそうだ。 11月20日(土)にPablo Indo(モンティゴベイを拠点としたrapper)と一緒にやる予定。 11月3日にはバハマでもプレイの予定。
新しいサウンド「MAD SQUAD」
MAD SQUADはセレクターの“Froggy”と“Striker”の二人で活動している 新しいサウンド。今後のスケジュールは11月にChristianaで行われる Pink Panther's Birthday Bashに出演する予定。 このBirthday BashにはFire LinksやMatterhorn、 Black KatやBass Odysseyなどが出演。
TWIN CITY LAWNでサウンドクラッシュ!
11月9日にTrelawnyのTwin City LawnにあるDeesideで 行われるミュージカルクラッシュでは Sound TrooperとBlack Katが対決する。 激しいクラッシュになりそうだ。
祝日のヒーローズ・デーのパーティ
先日の“ヒーローズ・デー”の祝日では Westmorelandにいくつかの会場を設けてパーティが行われた。 その中でもNegrilで行われたパーティはとくに大規模なもの。 リゾートタウンとして有名なNegrilでは 年にいくつかのホッティストなイベントが行われている。 10月13日土曜日、Mariners Innで行われたイベント“FAME Road Party”では 数百人ものミュージックラヴァー達が集まったそうだ。 その翌日、MargueritavilleではSocaのグループのXtatikと Chaka Demus & Pliers も出演した。 このイベントは食べ放題、飲み放題、そしてミュージック付きと すべては“オールインクルッシヴ”いう企画だったが、来ていた客達も満足していたそうだ。 パーティの後はニグリルのホッティストなナイトクラブ“ジャングル”で Renaissanceの熱いダンス“jam-packed house rocking”が朝まで続いた。
「Boom Blast 2001」リポート
週末にHeroe'sで行われた「Boomblast 2001」は トップクラスのダンスホールアーチスト達が多数出演したのにもかかわらず、 人の入りが少ないので驚いてしまった。 少数の観客達ではあったが、Mad Cobraを始め Merciless, Warrior King, Hawkeye, Monster Chack Crew, Worm Dem, Scare Dem Crew, Determine, Natural Black・・・などが、 はなやかなパフォーマンスで一晩中会場をライターの火と炎で燃え立たせ続けた。 夜の部にメインでやる予定のサウンドシステムが遅れて到着したために ショーは遅いスタートとなった。 AM3:00になると、男たちが想像力を掻き立てられ大喜びしそうな SEXYな衣裳を身に付けたHardcopy GirlsやMoney Chin, Angela そしてCamikaがステージに現れたので、 会場が活気的になった。 MC Big Stoneが最初のパフォーマのWarrior Kingをステージに呼んだ。 Warrior Kingは“Virtuous Woman”や“Pagans”などのヒット曲を 次々と歌い上げた。 スタートが遅れたことなんてどうでもいい!と思ってしまうほど ステージは素晴らしかった。 次にはNatural Blackがヒット曲の“Song with Feeling”でステージを跳ねまわり 観客の反応は上々だった。 そしてSaba Toothの“Hold the Faith”のポジティブなメッセージは その日の観客達の最大の感心事のようだった。 次に、Determineがエネルギッシュな取巻き達に囲まれ、 ヒット曲の“Knocking at my Door”を歌いステージに現れた。 それはまさにハードコアなステージの始まりとなった。 ダンスホール好きな人達のためのショータイムだ。 DJ達が次々とレッドホットチューンを歌い始め人々は熱狂した。 Captain BarkeyとWickermanは“Miss Matty Bwoy” Power Manは“Prison Neva Fe Dog”をパフォーマンス。 Chickenの“Take a Gal Man”は とくにオーディエンス達に受けていた。 Boom Dandemiteも、その夜の観客達から たくさんのフォワードをもらったアーチストの一人だ。 会場から「ポウ!ポウ!」という叫び声やホイッスルがピーッピーッ!吹く音が聴こえ ライターの火があちらこちら灯る中、Boomは自分のディスコグラフィと 90年代初期にヒットした曲“Blood a Run Through the City”を歌った。 その後のNitty Kutchieの“Never Know a Who Dem Run Come Dis”も相当な盛り上がりだった。 次に攻撃的な Mad Cobra のステージが始まると Spanish Townのマッシヴ達は「もっと!もっと!」の歓声を上げた。 そして Hawkeye や General B、Round Head や LUST のステージでは女達が狂喜した。 さらに Spanish Town の人々が特に好きなアカペラスタイルを Chuck Fenda や Risto Benji、Fross Man や Krayzie Hype、Champelli が 披露した。 早朝になると“War Family”を歌うMercilessが登場してショーは終わった。 このイベントの始まりのジョグリンタイムは、 Copper Shot や Adonai、Amplex などのサウンドが参加。 協賛には Sonny Ranks や Mr.Lex、ARP、Jack Scorpio など。
Big Manのバースディバッシュ
2001年10月27日土曜日に Mas Camp Village(マスキャンプヴィレッヂ)で Big Manのバースディバッシュが行われる。 出演者はインターナショナルアーチストの Beres Hammond, Tony Rebel, ソカのHigh PriestのDavid Rubber。 そして“Big Man inna Cricket”でモンスターヒットを出したシンガーの Zimjayなど。 このイベントタイトルは“Red Stripe In - swinger”。 レゲエビジネス界においてトップに立つアーチスト達が ポジティブなヴァイブスで、パワフルなコンシャス・ミュージックを歌う。 Beres Hammond がジャマイカでステージをやるのはご無沙汰なので この本物のシンガーの歌を聴きたいために、 ステージを心待ちにしているファン達もいっぱいいる。 コンシャスなアーチストとといえば Tony Rebelもそう。 UK仕込みのパフォーマンスを見せてくれるに違いない 。 そして、時代を超越したアーチストとして人々に愛され続けている David Rubber。 これらのヘビー級のアーチスト達が出るステージに、 観客達が期待しないわけがない。 他にも驚きのスペシャルアーチストや世界のクリケット競技者などの 出演者達がまだまだラインナップされている。
その上、このイベントの刺激剤として2つのトップサウンドをご用意!! まずは Skyy Disco と70年代&80年代の DJ master の Squeeze、 そしてFather Pow, Rory, Cancerといえば・・・STONE LOVE が朝までノンストップで ジョグります。 このスーパーショーのアドミッションは JA$800.00だが、 当日ホワイトの服を着てきた人達は JA$700.00 でOKなんだって。 さぁ、あなたはどっちでお金をセーブする!? このイベントのスポンサーはWorld Talk, Cable and Wireless - Mobile, Juci Patties and Atlas Protection Ltd ...など。
CDの紹介「FOREVER LOVING JAH 」
Penthouse Record レーベルは 過去10年間で Buju Banton や Tony Rebel, Marcia Griffithsや Cutty Ranks, Beres Hammond や Wayne Wonderなどの大ヒット曲をいくつも出したという 実績を持った信頼おけるレコードレーベルの一つである。 Penthouseのハイクウォリティな作品はいつでも新しい時代に先駆けて出品され続け、 退歩する様子はまったくない。 ここ最近のPenthouseでは、Bob Marley の曲のリディムが再発され、 収録されたコンピレーションCD“Forever Loving Jah”がリリースされた。 Marcia GriffithsとTony Rebelがフューチャーリングの“Loving Jah”を始め リディムのDubバージョンまで、さらにはCDとアルバムの両方が出ているので かなり楽しめる。 このCDに収録された“Loving Jah”は Bob Marleyの有名な名曲のリメイクソング。 “Forever Loving Jah”のオリジナルの コーラスを歌っているのは Marcia Griffithsである。 また、いつでも感情豊かで表現力のある Tony Rebelがリリックスを書いているのにも注目だ。 もちろんBob Marleyの“Loving Jah”のメッセージは残したまま 新しいスタイルに仕上げている。 つまり“Forever Loving Jah”は本物を磨いて光らせた宝石ともいえる。 9曲目にBuju BantonとLeroy Sibblesの“Won't Fly In Jah Face”が収録されている。 ウィッキードなボーカルをこなすベテランシンガーの Sibblesに負けないほど Bujuのリリックスは勇ましく、Bob Marley がしていたようにChantして歌っている。 それは全盛期を復活する勢いである。 2曲目に強いヴァイブスを発するMorgan Heritageの“Jah Revive I & I”が収録されている。 ぴったり息の合ったハーモニーのコーラスをバックに 個性的なパフォーマンスを見せるボーカルのPeter Morganが歌っている。 3曲目に収録されているRas Shilohの“Who Can't Hear”もすばらしい。 4曲目に Devonteの“Everybody Wants”が収録されている。 今回のCDではカルチュラルなリディムに合わせ持ち前のskillを発揮している ダンスホールシンガーの Devonte だが じつは非常に多才なボーカリストであることがわかる。 5曲目の Jamali と Jahmel が歌う“Wipe The Tears”もすばらしい作品である。 そして6曲目に収録された“Happy Days”では Uton Greenが今も変わらず輝いているのがわかるであろう。
訳:kazumi(RUFF-CUT) |