@PIER ONE, MONTEGO BAY, JAMAICA
on (SAT) 26th JULY 2008
DANCEHALL QUEENS FROM:
Jamaica, Austria, Poland, Germany, Estonia, Belgium, Italy, Japan, England, Martinique, Trinidad, USA, Canada, France and more...
WHO WILL TAKE THE CROWN??
Dancehall Queen 2008 Report
(リポート&写真: Seafan Jamaica)
2008年1位のクイーンはボストン出身のミッシェル ヤング AKA ファイアークラッカー、
2位はミネソタ出身のモイイカ ステップリー。
3位は広島出身ダンサー、栗栖なみさん(通称:CRISSY)が再度3位獲得。
出演者総勢32人の中で、2ラウンド目への15人選抜で3人の日本人出場者が選ばれた。
栗栖奈美(Crissy)さん、松村マリアさん(Dancehall Queen Japan 2007)、谷路かよさん(金沢出身トップダンサー)。
クイーンのミッシェルは、小柄で細くボーイッシュなボディで、シャープな動きにセクシーさとブランニューダンスをミックスさせて、ジャマイカンからも圧倒的な声援を浴びた。
優勝者全員が外国人というジャマイカンの嫌う結果だったが、今回の実力と技のバトルではボトルのつぶてもなく、観客の満足のもとに授賞式を終えた2008年だった。
とりあえず、今年の審査はバイアスやえこひいきが入らず、名目通りのインターナショナルコンテストとしての公平な審査だったと思う。
それは、ジャッジにいちゃもんつけが得意なジャマイカンも納得した結果から見て明らかであった。
2ラウンドは15人選抜、3ラウンドは5人に絞られ、即座に授賞式というスピーディな展開だった。
2008クイーンのミッチェルヤング AKA ファイアークラッカー
23歳で双子のマミー。去年も出場したが実力は認められなかった。
今年は、やんちゃ坊主的にボーイッシュでモヒカンスタイル。
ブランニューダンスと、スピーディでシャープな動きのなかにセクシー度をMIXUP、立っているだけでも会場をマッシュアップさせた。
1位のモイイカ ステップリー
再出場者。26歳。1児のお母さん。実は、去年の出場時、彼女は妊娠中だったそうで、お腹の肉がたっぷりしたモイイカもセクシーの極み。
今年は開脚バウンスに勢いつけすぎて、そのままステージから観客のなかに飛び落ちてしまったが、痛みをも気にせずすぐさまステージ上に戻り、パフォーマンスを続けたプロ根性。
彼女のHOTWUKの表情と連続開脚バウンスのムーブメント。。。。
下品でいやらしいことこの上ない目つきだが、美人でナイスボディのモイイカだから魅せられるパフォーマンスは忘れがたい。
2位の栗栖奈美(CRISSY)さん
日本では、振付師とインストラクターとして活躍するベテランダンサー。
2005年からクイーンへの道を目指してジャマイカの大舞台に立つ執念の人。
今回の2位は2006年から2度目。
2005年はベストドレッサーも獲得したほど衣装は華やか。
小柄な体型から放つエネルギッシュで、レゲエステップだけでないオールジャンルの本格派パフォーマンスができる舞踊家。
2度にわたる2位の事実に悔し涙が流れたクリシーさんだが、彼女の実力は多くのジャマイカンが絶賛する。
2005年から、私がDHQ日本人出場者コーディネーターを務めるようになったのも、このクリシーさんの熱情がきっかけだった。
今年は、32人から一挙に2ラウンドへ15人に絞られたシビアなバトルに残ったファッティマリアさん、加代ちゃん、はるかさんにも心からのリスペクトを送りたい。
(文:Seafan Jamaica)
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写真:Seafan Jamaica
ページ編集:Ruff-Cut かずみ |