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このページではジャマイカのレゲエに関する最新情報を更新してます。

2001年 6月 ジャマイカ ニュース

『Red RatとPsychoが指導者達に送る"The Letter"』

先日Red Ratと 彼の子分であるPsychoが
"The Letter"をレコーディング。
この"The Letter"のリリックは、国を乱雑させている
政治や野党の指導者達のやり方に対して、
手紙で指摘、忠告している、といった内容だ。

「この曲は、もともとはPsychoのアイディアなんだけど、
ジャマイカで実際に起きてきたことを元に考えついた。
俺達はペンと紙を用意して奴ら宛に手紙を書いた。」
とRed Ratは語っている。
「“アーチスト達はお互いののしりあってるだけで何もしない”
ってみんな言ってる。
で、俺とPsychoは、この国の重大な問題点を
みんなが関連うけて考えることが出来るように
"The Letter"という曲に託すことに決めた。」

Red Ratは、感動的な曲を作るアーチストとして知られている。
例えば"Nuh Live Nuh Weh"のリリックは、
ストリートチルドレン達の過酷な現状を説明している。
「この曲は俺が実際に見てきたことを歌にした。
俺達は普段はおどけたアーチストかもしれないが、
このように問題が重大になってる時こそ、真剣に歌わなければいけない」
Red Ratは語った。

1993年から音楽業界で活動してきたPsychoは、
Red Ratがマネージメントしているプロダクション、
"Bratt Production Camp"のメンバーであり、
他にも "Italee"や"Maddish"、"Genius",
"Facety"と"Stranger"などが所属している。
Psychoは、1999年にMaddishとのコンビの曲
"Bombay"のヒットによって、名前が知られるようになる。
その後も、Young Bloods レーベルから
"Supn Inna Supn"(これもMaddishとコンビ)をリリース。
この曲はお笑いネタである。

「とにかく人を笑わせるのが好きなんだ。ユーモアは俺の個性でもあるし・・・」
とPsychoは言う。

最後にRed Ratが語った。
「今現在は若手のアーチスト達と一緒に仕事をしている。
彼らはタレント性も非常にあるし、最高のリリックも書ける。
俺個人の考えとしては、インターナショナルなマーケットを目指したい。
何故なら俺が手がけている作品のいくつかは、
インターナショナル的な要素を持っているから。
インターナショナルに達成する時は、
Bratt Productionのアーチストも一緒だ。」

"The Letter"は今現在ローカルのラジオステーションでは
度々エアプレイされていて、2週間以内にはリリースされる予定だ。

訳:kazumi(RUFF-CUT)

『Great VibesだったLittle Copa's 1st Anniversary Dance』

5月26日土曜日、イーストに新しく出来た
最新ホットスポット -Little Copa - では
1周年記念のビッグダンスが行われた。

サウンドシステムのSTONE LOVEのSwamp Kingを始め、
Cooper ShotとJervis Internationalのセレクタ−群が集まり、
最新チューンのミックスを始め、
グレートなオールディーズなどをかけた。
会場は盛り上がり、翌朝の太陽が昇るまでみんな踊り続けた。

3:30amになってから、Father Roy FowlとBritish crewが、
流行りのダンスホールをかけ始めると
クラブの中はたくさんの人達で溢れ始めた。
その後、会場内のバイブスはどんどん上がり、
Cooper Shotもボリュームをさらに上げた。

男達は乗り付けてきた有名車を道路脇に停め、
最新のブランドの服で決めて現れ、
それと同時に、女達も
最新のホッティストな衣装で決めて、次々登場。
ギュウギュウ詰めとなったクラブの中には、
Buju Banton, Elephant Man, Ghost,Round Head,
General B, Tanto Metro, Delly Ranks, Terro Blacks,
Little Wickedの他、数名のアーチスト達が
Father wee Powを始めとするダンスホールのトップクルー達と
ジャミングしていて、Little Copaの人々は熱気ムンムン。

Little Copaの重役、オーナーのBenji, Lan, Muscleの3人は
日頃サポートしてくれている常連客達にお礼の言葉を述べ、
BenjiとMuscleは、それぞれ女の子を選んでダンスフロアに連れ出し
スローダンスをさせ、ここのボスは誰なのかということを見せつけた。

Jervis Internationalの心地良いサウンドの後は、
Swamp KingとStone Love crewが最後まで盛り上げた。
5時をまわると、ようやく最初のステージショーが始まり、
Monster ShackのRound HeadとGeneral BとGhostが登場し、
続いてTerro Blackと数人の若手ユース達もステージに出現。
Monter Shackのパフォーマンスに、盛大な歓声があがった。
残念なことに、バックステージでマイクを握りたがっていた
Elephant ManやBuju Banton、その他の若手アーチスト達は
時間の都合上、ステージに現れることなく、すでに会場を去った。
結局、ステージショーはそれで終わり、
会場はまたパーティタイムへと戻り、
参加者に賞品が与えられる時間となった。
抽選で選ばれた人達に、電話やステレオのコンポセット、
電子レンジ、テレビ、ビデオカセット、などの賞品が与えられた。

翌日の日曜日の朝6:30amになると、
Little Copaのキッチンでは、
朝食のアキ&ソルトフィッシュ(ジャマイカの代表料理)、
カラルー(ソルトフィッシュと一緒に食べる)、ダンプリン(ケーキ)
茹でたバナナやサツマイモなどが用意され、朝食を楽しむ者もいれば、
踊り続ける者もいて、少しづつ人は退散していった。

とにかく、その夜は純粋に楽しいパーティだった。
騒いで、踊って、笑って、たくさんのバイブスと、
シャンペン、Alize、酒・・・楽しむためのすべて要素が
本物のダンスの場を創っていた。

最後にX-News crewがその日のダンスを終了した時は
すでに朝の7:00amをまわっていたが、
それでもまだ人々の身体は揺れていた。
これがLittle Copa のパーティスタイルなのだ。

クラブのマネージメントやスタッフ達は、
今後もこのような楽しみをみんなに届けていきたい、として
たくさんの感謝とあいさつの言葉を贈った。

訳:kazumi(RUFF-CUT)

『Don't Miss Reggae Adventure This Saturday』

6月2日土曜日に、Oxford RoadのMas Campで
"Reggae Adventure"が開催される予定。
プロモーターのGeorge Nooksは
「このショーは絶対に見逃さないでほしい。
イベントの目的は、みんなに楽しい時間を過ごして欲しいってこと。
このラインアップされた顔ぶれを見ておくれ。
ショーに参加するアーチスト達全員が、
当日は100%のパフォーマンスを見せるって約束してくれたよ。」
と Xtratainmentに語っている。

このハイクウォリティなエンターテイメントの
ステージを飾る予定のアーチストは、
Freddie McGregor, George Nooks, Admiral Tibet,
Coco Tea, Leroy Sibble, Glen Washington, Barrington Levy,
Luciano, Gregory Isaccs、そしてファイアマンのCapltonだ。

ここ最近キングストンでのステージショーでは
ご無沙汰のCocoa Teaだが、
このMas Campで久々に見れそうだ。
当日はたくさんのファン達のために
スウィートな曲を歌ってくれるだろう。
Cocoa Teaのたくさんのヒット曲の中には、
"Sweet Sweet Cocoa Tea" や "Rikers Island",
"My Sonia"などがある。

またLucianoは、レゲエのシーンに出現して以来、
たくさんの人達から愛されてきたアーチストである。
彼のコンシャスな歌は、いつも問題の核心に触れている。
たくさんのヒット曲の中には、"Back To Africa"や
"Where There Is Life""Its Me Again Jah"、
"One Way Ticket"などがある。

"The cool ruler"のGregory Issacsは、
見る価値のある熟練のパフォーマ−としての地位を
すでに確立しているアーチストである。
何故かといえば、彼の持ち歌である
"All I Have Is Love","Love Is Overdue","One-One Cocoa Full Basket",
"Look Before You Leap","The Philistines","Mr. Cop","Babylon Too Rough",
"Set The Captive Free", "Storm","My Number One", "Tumbling Tears",
"Tune In", "Top Ten","Soon Forward", "Front Door", "Night Nurse", "Secretary",
"One Man Against The World", "Rumours", "Hop Off Mi Fender and Ruff Neck"など
すべて、みんなから愛されてきた曲。彼はすぐれたパフォーマ−なのだ。

元Heptonesのトップシンガーである
Mr. EnergyことLeroy Sibblesもまた
数々のヒット曲を歌う予定だ。
みんなから愛されている、たくさんのヒット曲の中には、
"Fatty Fatty, "Book Of Rules", "Mama Say"
"In The Mood For Love"などがある。

このイベントのプロモーターでもあり、パフォーマ−でもある
George Nooksは、今日のジャマイカのトップをいく
ボーカリストの一人といっても過言ではないだろう。
彼のヒット曲には、"Tribal War",
"Left With A Broken Heart","Rapid 16",
"People Are You Ready", "Fat John Tom",
"Great Sound Ska", "Natty Going Back To Africa",
"Darling Ooh", "Were In This Love Together",
"My Heart Is Gone","Be Your Lover", "Rocking Time",
"Freedom Blues", "No One Else Will Do",
"Since I Fell for You", "Make It Easy On Yourself"
などがある。

この日のMCはRichie B, GT Taylor そして Big Aが 分担して
ショーの進行役をつとめる予定である。
バックバンドは、Lloyd Parkes & We the People band。
このイベントのスポンサーは XNews, CVM TV, Irie FM
そしてBash Aute Parts。

訳:kazumi(RUFF-CUT)

『Frisco Kid 出演!Guinness Sweepstake Roadshow』

Frisco Kid(フリスコ・キッド)を始めとする
トップエンターテイナー達と、サウンドの"Stone Love"が
-Guinness Sweepstake Roadshow-に、大挙して繰り出すらしい。
このお祭りは、5月11日から7月13日まで、島中あちらこちらで開催される。
(地方廻りみたいなもの??)

ビールの銘柄で世界的に有名なGuinessが行うこのビッグイベントは
ジャマイカでも最も大きな競技大会である。
消費者達にたくさんの賞品が与えられる特典付きの他に、
グランド賞品として、車のFORD F150 黒、2001年型、
Supercrew vanがもらえるらしい!

Guinnessのマネージャー、collin Smith氏は、
消費者達への日頃の感謝を贈るチャンスだと語っている。
どこに住んでいても、イベントに参加出来るように、と
島中で8ケ所以上を回る予定だそうだ。
これだったら、どこかしらの会場に行けるチャンスはあるだろう。

そのロードショーは、7月13日までの間
毎週金曜日に開催される予定。
なんと、アドミッションはフリーだと!

最初の封切は5月11日、金曜のSt.JamesのCambridgeでは、
Frisco Kidのライブが見れる、そうなので、
会場はかなりの人達でパニック状態になるのは間違いなさそう!?
その後のロードショーに出演するエンターテイナー達は、
イベント間近になったら、その度 公表される。

訳:kazumi(RUFF-CUT)

『労働の日"Fire 2001"!』

エンターテインメントを愛するジャマイカ人達からも、
熱く支持されているHorseman Promotion
(ホースマン プロモーション)は、短期間のうちに、
本格的なイベントプロダクションとして独立した。

Horseman(ホースマン)氏 自身は、もともとDJなのだが、
最近では プロフェッショナルな
エンターテインメントとしても活動しており、
また競馬の写真家としても知られている多才な人のようだ。

彼がプロモーターとして名前が売れたのは、
1999年2月13日に行われた- Me Never Deh a Sting - のステージを
プロモートしたのがきっかけである。
(Stingには二度と出演しない、というような意のイベント)
このイベント- Me Never Deh a Sting -に、
WarloadのBounti Killa(ボンティキラー)が出演。
Bounti Killaは、毎年恒例のビッグイベント -Sting - のプロモーターと
激論したため、1998年のStingには出演せず。
それがきっかけで、Horseman Promotionが企画した
初のイベント- Me Never Deh a Sting - に初出演することとなる。
こうして、このイベント は大成功をおさめた。

それ以来、この小さな会社は、
2つのビッグイベントを大成功させた。
ひとつは - Fire 2000 - (オリジナルのタイトルは- Me Never Deh a Sting -)
というイベントで、2000年3月5日に開催された。
もう一つは、- Culture 2000 - というイベントで、
これまた同年の10月16日(Heros Day)に開催。
両イベントとも、評判上々で、ローカルなビッグステージショーとして
一躍有名なイベントとなった。

そのHorseman Promotionが、 今年も -FIRE 2001-を開催する。
このイベントはまさに、“人々のために”企画されたイベントであり、
毎年恒例のイベントとして続けていくことを公表した。
「このイベントの内容を見てもらえば わかるとおり、
コストが高いのは承知の上だが、約束は約束。
サポータ−達と一緒に、このイベントを続けていく。」
と、Horsemanは語った。

- Fire 2001 - <This One Is For The People> の入場料はJA$300。
この金額は、ジャマイカの今の経済の状況を顧慮して考えた金額であり、
みんなへのちょっとしたお返しでもある、とHorsemanは語っている。
この- Fire 2001 -をサポートしてくれるパトロン達にも協力してもらい、
今後もイベントを実現させていきたいと思っているそうだ。

5月23日の水曜日、労働の日に行われる
この- Fire 2001 -のステージを飾る予定のアーチスト達は、
Caplton(ケイプルトン)、Sizzla(シズラ)、Anthony B(アントニB)
Louie Culture(ルイ・カルチャ)、Coco Tea(ココ・ティ)、
Everton Blender(エバトン・ブレンダ)、Richie Spice(リッチー・スパイス)
Ninja Man(ニンジャマン)、Lady Saw(レディ・ソウ)の他にもまだまだいるらしい。

場所はKingstonにあるマーケットプレイスの駐車場で開催される予定。
バックバンドにはProphesy(Capltonのオフィシャルバンド)とC02。
出演するバンド達も、その日のために力を入れているそうなので
さらに期待出来るステージとなりそうだ。

またHorseman氏は、 「才能があるのに名前の売れていない
将来有望なアーチスト達を促進させるのも我々の仕事だ」
と語っている。見ていただければわかるように、
この- Fire 2001 -<This One Is For The People>では
才能あるが、まだ名前が出ていないアーチスト達9人を
フューチャーしている。
最近、ラジオのRoots チャンネル96.1 FMでも
時々エアプレイされているので、ご存じの人もいるだろう、
"Got To Get My Cut"を歌うDJ の"Holy One"も
このイベントならでこそ見れるチャンスだ。
他にも"Military Man"や"Mr. Bachelous"
"Spice", "Jonah n D Wailz", "Bobby Zarro", "Lisa Danjah"
"Ghandi and Super Kong"などの将来有望なアーチスト達
(名の知られていない)も出演する予定だ。
- Fire 2001 -のMusical Juggling Sound には、
Metro Media, Sound Wave, Rebel T。

そういうわけで、労働の日の5月23日の水曜日は、
マーケットプレイスの駐車場に来るのを忘れずに!!

訳:kazumi(RUFF-CUT)

『XNEWS Crew Birthday Bash At Club 2000』

マッシブ アン クルー!!Bling Bling Bashmentの準備はOK??
そう、5/19の土曜日、Clarendon, TollgateにあるClub 2000では、
ホットでエキサイティングなX News CrewのBirthday Bashがあるよ。
当日はトップエンターテイナー達が勢ぞろい。ホントにBashyなメンツなんだから!!

というわけで、出演者は次のとおり。
まずはElephant Man(エレファントマン)、Bling Dawg(ブリンド)、
Tanto Metro & Devonte(タントメトロ&デボンテ)、Delly Ranks(デリーランクス)
George Nooks(ジョージノックス)にMadd Anju(マッドアンジュ)。

Elephant Manのステージは、退屈な時間がまったくない。
このエネルギッシュな精力家は、いつでも自分のやることに
すべてを注ぎ込んでいる感じがする。
もちろん土曜日はClarendonの人達が
大喜びのステージを見せるに違いない。
"War War War", "Replacement Killer",
"Pum Pum", "Nah Lef Jamaica"
などのヒット曲を次々と出し、
今のダンスホールシーンでも、もっとも成功しているDJのひとりだ。

Delly Ranksの音楽的なキャリアも、ますます磨きがかかっているようだし
Bling Dawg, Tanto Metro, Devonte は、もうみなさんご存じですね。

George Nooksは、彼の大ヒット曲"God Is Standing By"とは違った、
アップテンポなLovers Rockの曲で、今度は人気を集めている。
Stone Love レーベルからリリースされた その新曲"Lean On Me"は、
ジャマイカのラジオでも、度々エアプレイされていて、
この曲も"God Is Standing By"と同様、大ヒットとなりそうだ。

Madd Anjuは、機知に富んだリリックの楽しいステージで、
たくさんのファン達をワクワクさせる。
当日のClarendon マッシブ達に、
一流のダンスホールのステージショーを見せてくれるのは
間違いなさそうだ。

しかし、このバースディバッシュ、
ただパフォーマンスをやるだけ、と誤解されては困る。
よい音楽を聴かせる、というのはモチロンのことだが、
他にもたくさんの特典があるので。お忘れなく!!
当日は、みんなで昔の服や学生時代の制服などを着て
お祭り騒ぎをする パレードが行われるそう。
古い衣裳を持っていない人は、人から借りてでも
参加するように!とのこと。(笑)
さあ、みんなで往年を思い懐かしんで、
楽しいひとときを過ごそうよ!

と、いうわけで、Good music, Good Vibesのラバーズ達は、
5月19日の土曜日は、Claredon No.1 の"Club 2000"に集まれ!

訳:kazumi(RUFF-CUT)

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