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STONE LOVE 28周年祝賀祭 -Byron LeeとThe Dragonairesが祝賀祭に参加

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オフィシャルにて。
ウィーポこと Winston Powell(座っている)のサウンドシステム「STONE LOVE」の28周年アニバーサリー祝賀祭がByron Lee(右)と彼のバンドThe Dragonairesと共に12月16日(土)に Mass Campにて開催される。

覗き込んでいるのは、イベントの主催者の一人「Dynamic Sounds」のDelroy Morrison。

まさか自分達が世界で一番のサウンドになれるなんて思ってもいなかった。

今から28年前。
当時若かったウィーポことWinston"Wee Pow"Powellは、自身のサウンドシステムを起こした。
長年NO.1サウンドと呼ばれ続け、今やあちこちに在る「サウンドシステム」を激励する存在となった。

不滅のサウンド、STONE LOVE MOVEMENTの祝賀祭が今年も開催される。

今現在に至るまで、STONE LOVEはすばらしい音楽を高いレベルで維持しながら、世界中に浸透させ続けてきたサウンドである。

ウィーポは 今までの献身的な努力を誇りに思っている。
もちろん後悔も迷いもない。

そのSTONE LOVEが 年々勝ち上がってきたことを祝うための祝賀祭が世界各地で開催される。
最終地はジャマイカのポートモアにあるラウンジ 『ラ.ルース』。
贈呈式とマッシブダンスが行われる。
しかし、このイベントは来年になるだろう。

『STONE LOVE 28周年祝賀祭』は、今までとは違ったコンセプトが持ち込まれる予定。

今年は、歴史的に残るほどの最も記念すべきアニバーサリーの一つになるであろうとSTONE LOVEの創立者であるウィーポは確信している。

最初のキックオフとなる『STONE LOVE 28周年祝賀祭』は、11月11日(土)、コネチカット州(米国北東部の州、)のハートフォードで開催。
そこから、アメリカ、ヨーロッパの各地で行われ恒例どおり最後はジャマイカで祝賀祭は終了となる。

44年間、世界各地にすばらしいカリビアンミュージックを提供してきたバイロン リーとドラゴネアーズを祝う祝賀祭と一緒にSTONE LOVEの最も大きな祝賀祭が、 キングストンのオックスフォードにある マース キャンプ場で 12月16日(土)に行われる。

STONE LOVEとバイロンリーとドラゴネアーズの共同イベントはこれで2度目。
忘れがたいビッグアニバーサリーとなるのは間違いないだろう。

先日ウィーポことウィンストン ポーウェルとバイロンリーはそのイベントの契約を交した。
(上記写真参照)
両者ともども、切に待ち切れないばかりの様子だった。

STONE LOVEと一緒に仕事をすることについて、バイロンリーは次のように述べた。

「本当に彼がすばらしいアーチストかどうかは時だけが教えてくれるんだ。
28年間不動のままその仕事に献身し続けているということがその証明になる。」

バイロンリーは、話し続けた。

「最近になって50周年を祝った世界的に有名なサウンドシステム、メーリトンミュージックや
44年間の実績がある私達バイロンリーとドラゴネアーズのような高位なレベルにSTONE LOVEも成長し、私達もますます強力で有名なアーチストへと成長した。」

バイロンは続けた。

「それはどれだけ早く目標に到達するかではなく、どれだけの時間そこにいるのかが大切なのだ。
そしてSTONE LOVEが今現在もここの場所にいるということをウィーポは証明した。」

ウィーポは誇らしげに、微笑みながら言った。

「誰もが知っているキング オブ カリビアン ミュージックのバイロンリーが、我々の祝賀祭に力を与えてくれるってことは言葉には表せないほどの喜びなんだよ。」

12月16日(土) マースキャンプ場で開催予定の『STONE LOVE28周年祝賀祭』の 今年の壮大なフィナーレでは長年の後援者達により今までとはまったく違った構成のイベントとなるらしい。

主催者の一人ダイナミックサウンズのデルロイモリソンによると、
今回のイベントにSTONE LOVE、バイロンリーによる様々なカリビアンのリズム、レゲエ、スカ、ロックステディ、ソカ、カリプソ、ダンスホールからラテンタッチのものまで聴かせる カリビアン フレーバーというがあるそう。
様々なカリブのリズムのスタイルが、それぞれ違ったセクションに分けられる。

「今年のイベントはもっと幅広くお客の層を広げたいと思ってるんだ。
ダンスホールラバーズ達のためだけじゃなくてね」とモリソンは語る。

このビッグイベントのために用意されたいくつかの企画について、更にモリソンは話し続けた。

もっとも大切な事の一つには、時間を正確に運営することだと彼は言った。

「今回のイベントでは、8時きっかりにスタートするんだ。
1分くらいの擦れはあるかもしれんが...。その後はイベントの流れもスムーズになるだろう。」

「そのマースキャンプ場では2つのステージが用意されるんだ。
一つは、バイロンリーとドラゴネアーズのライブショーだ。
そして、もう一つはSTONE LOVE のサウンドシステムがバックグラウンド ミュージックをプレイする。
バイロンリーはライブで、STONE LOVEはビニールとCDで聴かせてくれるだろう。」

モリソンはその日のイベントについて説明した。

「そのイベントで、バイロンリーとドラゴネアーズは3回に分けてプレイする予定だ。
その3回のライブの区切りの間でSTONE LOVEがバックグラウンド ミュージックをプレイする。
つまり無駄な時間がまったくないってわけなんだよ」

モリソンは強調して言った。

そのイベントの途中には賞与を与えるための祝祭も行われる。
今年STONE LOVEにもっとも貢献したと思われる個人と団体、それぞれ名誉が与えられる。
それらの賞与には「STONE LOVE ベストスペシャル賞」「もっとも評価の高いアーチスト」「STONE LOVE ベスト参加賞」の他、いろいろな賞が用意されている。

今のところ、決定している出演者は、ビーニマン、Mr.レックス、エレファントマン、Mr.ベガス、セシール。更に、世界的に有名なスペシャルゲストとして、バイロンリーと彼のバンドが出演する。

かつて行われてきた『STONE LOVE アニバーサリー ダンス』では、いろいろなサウンドシステムが参加し、STONE LOVEが選んだ チャンピオンサウンドには賞賛を与えるといった祝賀があった。

しかし、今年のサウンドシステムはSTONE LOVEだけとなり他のサウンドからはゲストセレクターだけが参加する。

今年、STONE LOVEのターンテーブルでプレイするセレクターで今の時点で決定しているのは
ニューヨークのサウンドLibra Loveのセレクター、テキサスからMikey Faith、ジャマイカからはJerry DとSqueezeとなっている。

会場内にはいろいろな食べ物の屋台やクラフトマーケットなどの屋台が並ぶ予定だ。
中でも特別企画として『STONE LOVE グッズ 』の店が出るらしい。
また様々なドリンクを売る大きなバーが用意されるそうだ。

この新しい企画のイベントについてウィーポに尋ねたところ
「そのアイディアはもっと幅広くお客を引き付けて楽しんでもらうために考えられたもの」なんだそう。

「STONE LOVEのもっと違ったスタイルも見せたいし、自分達が出来ることを見せたいんだよ。
それぞれ違ったカルチャーを持つ、様々な人達を楽しませたい。
そしてみんな一緒になれるってことを教えたいんだよ。」

サウンドシステムのベテランが語った。

「つけくわえると....
これはニュー ミレニアムの一番最初のイベントとなるんだ。
だからこそ今までとは違ったことをしたい。
そして、このイベントを大成功させたい......。
この目的は達成すると信じているよ。」

ウィーポは急いで付け加えた。

「ラ.ルースはいつまでもずっと『STONE LOVE アニバーサリー』のホームなんだ。
ラ.ルースはダンスホールのホームだ。
だからSTONE LOVEはラ.ルースでやることをやめないよ。
だけど、バイロンリーが協力してくれることになった今度の祝賀祭にラ.ルースの箱はあまりに小さすぎた。
だから、私達はもっと大きな場所を探さなければいけなくなった。
バイロンリーとドラゴネアーズは巨大な組織だ。
そして彼等にはもっと大きなスペースが必要だったんだ。
その点マースキャンプ場は理想的な場所に思うけどね。
だけど...本当に心配しないでほしい。
STONE LOVEの恒例のニューイヤーイブの ダンスはラ.ルースでやるからね。」

この点について、モリソンは付け加えた。

「このイベントのコンセプトの中で、もっとも重要なことの一つに、ビンテージ物のR&Bやロックステディ、スカ、ダンスホールまでをみんなに思い出してもらいたいってこと。」

オールドミュージックのサイクルを持続させること、そして新しい世代の中で生きていても、それをキープし続けていくことの大切さなどを、バイロンリーは強調して言った。

「我々の音楽のルーツを、ずっと守り続けなければいけないのだ。
他の人達が何と言おうと、どう思おうと、我々の音楽は50年代にうまれたのだ。
70年代ではない!!
50年代、60年代、70年代、すべてのカリビアンミュージックが戻ってきていることを今日の私達は知っている。
若い子供達が聴いている新しいヒットチューンも、古い世代から来ているってことは知っているだろう。聴き覚えのある曲が祖父や祖母、両親達から伝えられたってこともあるだろう。
しかし、若い子達にとっては古い思い出の曲を、今私達は新たなものに変えていきたい。
オールドミュージックは永遠に生き続けるのだ。」

by kazumi(RUFF-CUT)



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