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「Boom Blast 2001」リポート

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週末にHeroe'sで行われた「Boomblast 2001」は
トップクラスのダンスホールアーチスト達が多数出演したのにもかかわらず、 人の入りが少ないので驚いてしまった。

少数の観客達ではあったが、Mad Cobraを始め Merciless, Warrior King, Hawkeye, Monster Chack Crew, Worm Dem, Scare Dem Crew, Determine, Natural Black・・・などが、 はなやかなパフォーマンスで一晩中会場をライターの火と炎で燃え立たせ続けた。

(写真:Mad Cobra)

夜の部にメインでやる予定のサウンドシステムが遅れて到着したために ショーは遅いスタートとなった。

AM3:00になると、男たちが想像力を掻き立てられ大喜びしそうな SEXYな衣裳を身に付けたHardcopy GirlsやMoney Chin, Angela そしてCamikaがステージに現れたので、 会場が活気的になった。

MC Big Stoneが最初のパフォーマのWarrior Kingをステージに呼んだ。
Warrior Kingは“Virtuous Woman”や“Pagans”などのヒット曲を 次々と歌い上げた。
スタートが遅れたことなんてどうでもいい!と思ってしまうほど ステージは素晴らしかった。

次にはNatural Blackがヒット曲の“Song with Feeling”でステージを跳ねまわり 観客の反応は上々だった。
そしてSaba Toothの“Hold the Faith”のポジティブなメッセージは その日の観客達の最大の感心事のようだった。

次に、Determineがエネルギッシュな取巻き達に囲まれ、 ヒット曲の“Knocking at my Door”を歌いステージに現れた。
それはまさにハードコアなステージの始まりとなった。
ダンスホール好きな人達のためのショータイムだ。
DJ達が次々とレッドホットチューンを歌い始め人々は熱狂した。

Captain BarkeyとWickermanは“Miss Matty Bwoy”
Power Manは“Prison Neva Fe Dog”をパフォーマンス。

Chickenの“Take a Gal Man”は とくにオーディエンス達に受けていた。

Boom Dandemiteも、その夜の観客達から たくさんのフォワードをもらったアーチストの一人だ。
会場から「ポウ!ポウ!」という叫び声やホイッスルがピーッピーッ!吹く音が聴こえ ライターの火があちらこちら灯る中、Boomは自分のディスコグラフィと 90年代初期にヒットした曲“Blood a Run Through the City”を歌った。

その後のNitty Kutchieの“Never Know a Who Dem Run Come Dis”も相当な盛り上がりだった。

次に攻撃的な Mad Cobra のステージが始まると Spanish Townのマッシヴ達は「もっと!もっと!」の歓声を上げた。

そして Hawkeye や General B、Round Head や LUST のステージでは女達が狂喜した。

さらに Spanish Town の人々が特に好きなアカペラスタイルを Chuck Fenda や Risto Benji、Fross Man や Krayzie Hype、Champelli が 披露した。

早朝になると“War Family”を歌うMercilessが登場してショーは終わった。

このイベントの始まりのジョグリンタイムは、 Copper Shot や Adonai、Amplex などのサウンドが参加。
協賛には Sonny Ranks や Mr.Lex、ARP、Jack Scorpio など。

(Kazumi@Ruff-Cut)



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