MavadoがラッパーJay Zとの初共演に向けて準備をしている。

MavadoがStar紙のインタビューに答えた。

「六月にマジソンスクエアガーデンでやるショウに出ないかってJay Zからオファーがあったんだ」

ラッパーJay ZはMavadoの"On The Rock"を聞きとても気に入りすぐにリミックスを制作した。

その後このコンビネーションがジャマイカやアメリカ各地でプレイされ話題になっている。

Mavadoによるとリミックスは海外でとても評判が良くトリニダドとヨーロッパで一位になった。

Jay Zがこの曲をステージでやる時はMavadoのパートをCDでかけ歌っているそうだが
カナダでこれをやった時会場は大盛り上がりで大成功だったそうだ。

しかしMavadoは最近不起訴となった発砲事件に関与している問題で
先日アメリカへの入国を拒否されておりこの問題は引き続き残っている。

この事につきMavadoは
「どうなるかは経過を見ていくしかないね。
この間はNYと他で予定されていた5つのショウがあの事件でダメになったよ。
まあでもそんな結果になっちゃったし特に心配はしてないよ」

「皆俺にヤキモチ焼いてるんだよ」

素晴らしい経験

それにしてもJay Zとの共演は素晴らしい経験になるとMavadoは話した。

「絶対素晴らしい事になるよ。
曲自体もヤバイしなんていったってあの天才Jay Zと一緒にやれるんだから」。

そしてPVの共同制作の話も出ている。

「今は制作会社がミュージックビデオの制作の準備を進めてるよ。」

Mavadoの次のショウは5月10日Temple Hall Estateで行われる"Rendezvous"だ。

翻訳・文：Kozz (from Kingston, JA)

2ヶ月ほど前より実施されている"夜の騒音"法により
全てのダンスは午前2時で終了しなくてはいけない事になり
各ダンスのプロモーター達は不満の声を漏らしている。

（写真：Dutty Fridaze）

一人のプロモーターは
「この法に関して未だプロモーターと一般人の中で理解していない人々がいる。
平日は12時までで土曜日は2時までだけど
平日でも2時までやりたい人たちがいるから2時までやるけど
大体警察が12時に止めに来るよ。」

「今は全てその時の警察次第だよ。
人によってはもう少しやらせてくれる場合もあるけどそうでない時もある。
もうこれからダンスの宣伝ができなくなるよ。
そんな余裕がなくなるさ。
プロモーターとして損失した物は大きいよ。
飲み物だって今までの半分以下の売り上げだし
12時以降に来た人たちは全然楽しめないからね。」

Dutty Fridazeのプロモーター2Granは
この決まり以来2時でダンスを終了させるよう努力をしていたが
とうとう一時中断をすることにした。

（写真：2gran）

過去二ヶ月人々を二時までに来させようとしていたが、
警察が来れば早い時間よりビデオカメラをまずストップさせ、
海外のDVD発売の収入で賄っていた部分がつぶれた為この決断をした。

Passa Passaのプロモーターは
「ちゃんと時間通りにダンスを終了させるようにしているけど
いつも人が集まり始めるのは1時や2時ぐらいでいつもダンスがやっと始まるぞって時に終了だ。
全然人が集まらないよ」と話す。

別のプロモーターは平日でも2時までやれないかアピールしたいと話している。

「12時なんてできるわけがない。
2時までなら従うよ。
12時なんて馬鹿げた話。
それに殆どの人たちが12時までなんて知らないよ」

(写真：Passa Passa)

※Dutty Fridazeがしばらくの間中止になるようです

翻訳・文：Kozz (from Kingston, JA)

Bob Marleyの母親Cedella Bookerが火曜日の夜マイアミの自宅で亡くなった。

リポートによるとテレビ番組"Dancing With The Stars"を見ながら眠りにつこうとしたが中々眠りにつけずその後彼女はザイオンへと向かって行った。

Cedella Bookerは81歳だった。

彼女はBob Marleyの母親としてだけではなくミュージシャンでもあり作家でもあった。

彼女のMySpaceのページもある。

Bob Marleyについて書いた二冊の著書とアルバム"Awake Zion"と"Smilin' Island of Song"をリリースした。

ナインマイルの自宅ではCedella Bookerのトリビュートが行われる予定。

翻訳・文：Kozz (from Kingston, JA)

先週の水曜日より身柄を拘束されていたMavadoが金曜日に開かれた裁判で釈放となった。

Mavadoは発砲と銃刀法違反の罪に問われていたが
JA$200,000（約35万円）の罰金と予定されていた渡航の書類を提出することで釈放となった。

今回の事件は去年の七月に起こった発砲事件についての罪状だが
事件の経過はMavadoの歌をバーでかけていた所何者かによって彼の曲をかける事をやめさせられた事がきっかけだ。

その後Mavadoと友人らはバーを離れたが数人の男がバーへ戻り発砲をし2人が負傷した。

次の裁判は5月27日になる。

翻訳・文：Kozz (from Kingston, JA)

David "MAVADO" Brooksが銃刀法違反と去年起こった撃ち合いに関与しているとして昨日逮捕された。

MavadoはSt.Andrewの特別調査委員会に任意同行をしその後逮捕となった。

警察によるとMavadoは去年7月27日にMannings Hills Roadで2人が撃たれた事件に関与しており
担当刑事は撃ち合いの詳細については細かく語ることを拒否しているが
引き続きこの事件につき調査がされていることを話した。

Mavadoは今回の逮捕が初めてではなく
去年の1月Cassava Pieceで売人といた所をパトロール中の警官にガンジャ所持で逮捕された。

そして2006年には警官に暴行を働き逮捕を拒否し逮捕された。

Mavadoは身柄を拘束されており金曜日の銃刀専門の裁判所へ出廷する。

翻訳・文：Kozz (from Kingston, JA)

Passa Passa現象

5年間続けられているユニティ

Passa Passaは5年目を迎え未だ根強い人気を抱えている。
しかし誰がこの血なまぐさい歴史のある西キングストンエリアでこんな現象が起こると想像できただろう。

2001年8月西キングストンコミュニティで25人が撃ち合いにより亡くなるという事件が起き
Tivoli Gardensは最も凶悪な事件のケースの一つとして認可されていたが、
たったの2年後にコミュニティは観光地の一つになるぐらいにポピュラーなウィークリーダンス"Passa Passa"が始まった。

(写真:Mr.Wacky)

その地域に住む住民たちは人生には三つの逃れることのできない事があると得意気に話をする。

それは「死、税金、Passa Passa」だ。

毎週水曜日の夜Bread LaneとSpanish Town Roadの角、有名なTivoli団地に面している場所に
アップタウン、ダウンタウンから熱狂的なダンスファン達が集まる。

11時ごろオールディーズのアーリージョグリンを元サッカー選手のBop"Alonzo Hawk"Campbellが担当する。

1時ごろになるとSwatchのベテランセレクター（O'Neil Miles, Nicholas Smith, Carl "Maestro" Shelley) 達が顔を見せ
Stone Love HQで行われているWeddy Weddyが終わる3時ごろ
アーティストやトップテンダンサー達が会場に現れる。

またPassa Passaは女の子達の激しいダンスやビデオマンの撮るきわどいアングルなどでも知られており、
こういった出来事はカリブ海の他の島々（グレナダやバルバドスなど）に間違った印象を与え、
その結果各地で予定されていたPassa Passaが中止となった。

しかしジャマイカではこの種の激しいセクシュアリティにはとどまる事がなく広がり続けている。

そういった部分がPassa Passaの魅力な部分でもあるのだ。

(写真：Japanese galとJamaican)

このイベントはSwatchのオーナー O'Neil Miles と彼のいとこのDylan Powe によってスタートした。

SwatchのDJ MaestroはPassa Passaの名づけの親で
2003年の流行ったスラングの中から彼が気に入った物を選び名づけられた。

(写真：Swatch Int'L)

当時Maestroは8ヶ月の長期休暇よりアメリカから戻ったばかりで
ギャング争いが蔓延る危険なエリアでサウンドを続けていくことに困難を抱えており
サウンドを再建させようと決めたときであった。

「俺たちは水曜日にダンスをあてようって決めたんだ。
他の日はスケジュールもあったしね。

それで最初はギャル達だけで"Passa Passa"を始めたんだ。

野郎共は最初は笑っているだけだったけど
2週が過ぎて3週目には奴らと一緒にサウンドシステムを組んで
MaestroはCharles Streetの女の子達を連れてきて場を盛り上げさせた。

「彼女たちは車の上で飛び跳ねたり三転倒立したりはちゃめちゃだったよ。
そうしたら最初の週には15人のお客さん、次の週には20人その次には300人になって皆来はじめたんだ。
メディア、RE、HYPE なんかもね。

Maestroによると当時のいくつかの有名なダンス"Thunderclap""Nah No Head"などPassa Passaで生み出されたものだと話す。

今ではモンテオール、ニューヨーク、ロンドン、バーミンガムやシカゴでPassa Passaが開催されている。

Passa Passaがこんなに急速に有名になったのは
BETのビデオ撮影がここで行われた事が大きく影響している。
（Mr Lexx, Wayne Wonderとラップアーティスト Capone, NoriegaをフューチャーしたAnything goes around）

(写真：Dancer Onestar)

Maestroは「あの時が俺の中での最高のひと時だったよ。
一番ハリウッドに近かった。
皆これでイベントが超有名になったって騒いでたんだ」

今 O'neil Milesは大きな任命を任されていると話す。

それは歴史的に敵対しているコミュニティ（Tivoli Gardens, Rema, Arnett Gardens, Matthews Lane）の居住者用の社会的なミーティングを持つ場所を設けるという事だ。

そしてそれらの地域での経済活性を期待されている。

Passa Passaが始まってこの5年間でたくさんの収益があがり
Passa Passaビルと呼ばれる建物が建てられ、その中の店舗の車パーツ屋はビジネスで成功を収めている。

一つ問題が残っている。

それは早朝のSpanish Town Roadが渋滞の原因となっている為、
ポリスが8時まで続くダンスを6時までにしてもらいたいと思っていることだ。

「その事についてはどうなるかわからないけどまぁやってみるか」とウィンクをしながらO'Neil Milesは話した。

翻訳・文：Kozz (from Kingston, JA)

Dancehall Songs

写真: Busy Signal

1 Pon Di Edge / Busy Signal

2 Don't Run In / Harry Toddler

3 Doh / Bugle,Serani

4 Bad From Long Time / Anthony B

5 Duppy No Who Fi Frighten / Demarco

6 Click Mi Finger / Erup

7 Boosie Bounce / Elephant Man

8 Shoot Out / Mykal Rose

9 Nuff Love / Charly Black

10 Bag A Talk / Deva Brat

Reggae Songs

写真: Queen Ifrica

1 Nah Rub / Queen Ifrica

2 Warrior Love / Etana

3 Daddy Don't Touch There / Queen Ifrica

4 Praise God / Little Hero

5 De-La Vega / Lutan Fyah

6 Some Times / Courtney John

7 From August Town / Duane Stephenson

8 My Lady / Fyakin

9 Mama Cry / Beenie man

10 I Can Feel Your Pain / Gyptian

翻訳・文：Kozz (from Kingston, JA)

今年のWorld Clash Jamica"Death Before Dishonor"は
Vintage TributeとMain Eventという二つのセグメントに分かれてクラッシュが行われる。

Main Eventの出演サウンドはTony Matterhorn, Black Kat, Mighty Crown, Hype Zone その他。

Vintage Tributeの出演サウンドはDavid Rodigan, Black Scorpio, King Jammy's, Down Beat その他となっている。

場所はおなじみMontego BayのPier One。

詳しいインフォはこちらのメールアドレスで！

info@irishandchin.com

翻訳・文：Kozz (from Kingston, JA)

ダンスホールクィーンStacyがサウンドシステムのマネージャーとなり別の顔を見せている。

4人のセレクター（Master Lee, Spread Di Glory, DJ Dumplin, Shepard Jr)と共に立ち並ぶStacy。

写真左はStacyとDJ Dumpling。

このサウンドシステムPlatinum OverkillはStacyと共に勢いをあげている。

Stacyによるとサウンドは7年前より活動していたが
彼女がプロモートをし始めたこの2年間で改めて世間に知らされた。

Stacyは2年前にPlatinum Overkillのオーナーに引継ぎを頼まれこのサウンドに加わった。

「海外でショウをやった時オーナーからこの話を聞いて
何か別の事をやってみるのもいいアイデアだと思ったの。

目標は全ての人にサウンドの名前を知ってもらうこと。
私が彼らを有名にしているのよ。
前は誰も知らなかったんだから」

サウンドはPassa PassaやDutty Fridaze, Drop Drawsなどのダンスで名前を知られるようになり島中でもプレイをした。

サウンドが活動している間Stacyがダンスをやめてしまったのではないかと疑問に思う人たちもいた。

「皆もっと私がマネージャーでも私は私だってことを知る必要があるわ。
ダンスは私の初恋なの。
私をいつでも燃えさせるものなのよ」

彼女にはサウンドや他のビジネスに対していくつかのアイデアがあると言う。

しかし彼女はサウンドがいつも最高のレベルを保てることを常に努力している。

彼女の新しいやり方を応援するファンもいるが
男社会の中に女性としてやり続けることは簡単ではない。

「ファンの皆は歓迎してくれるけどこの世界では女性は歓迎されないわ。
だけど物事には忍耐が必要で私が真剣だって事に皆が気がつけば
（それも簡単な事ではないけれど）
もしかしたら同じ土俵にあがってくれるかもしれないわよね。

マネージャーである事はダンスホールクィーンStacyである事より大変だけど
やってみせるわよ」

Stacyは落胆する事なく彼女のサウンドPlatinum Overkillを島中でプロモートし続ける。

翻訳・文：Kozz (from Kingston, JA)

本名Sheldon Lewis、
ダンサーShelly Bellyは以前に起こった事件について
他のダンサーやエンターテイナー達に海外の無用心なプロモータ達に気をつけるように警告をした。

Shelly Bellyによると以前L.Aでショウを行ったときプロモーターが盗難クレジットカードを使用し
Shelly Bellyの航空券代やその他の支払いをしていた事が発覚。

L.Aでショウを終えMiami経由でジャマイカに帰る途中
Miamiの空港で三人の警官に囲まれ盗難クレジットカードで航空券を買ったことを問いただされたという。

Shelly BellyはL.Aのプロモーターがショウの為に航空券を買ったことを話したが
プロモーターと連絡が取れるまで身柄を拘束された。

Shelly Bellyはプロモーターに連絡を試みたが本人に繋がらず
彼の友達が電話に答え4時間以上の尋問と丸1日半も警察で拘束された。

その後解放され彼の無実が認められ
彼の弁護士によるレターで今後も問題なく海外へ営業に出れることになっていた。

Shelly Bellyによると彼のビザが去年末に切れ領事館でビザの更新を断られた。

領事館に訪れたとき過去に警察沙汰になった事があったのかを聞かれ
その事件の事を説明しその後領事館より連絡がある事になっているがそれっきりだという。

Shelly Bellyは
「海外のプロモーター達は俺のビザが出るまでショウ自体をキャンセルしたんだ。
皆俺を見るのを楽しみにしているしN.Yの皆はまだ俺のことを見たことがないからな。

それにN.Yの皆が絶対気に入る"90'sRock" っていうニューダンスもあるんだ。
他にも今流行っている"Loggo Loggo""Mummy Walk""Scorn Di Earth""Rub Dem Out"などもあるよ。」

翻訳・文：Kozz (from Kingston, JA)