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    (Ruff-Cut)

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    Artist of the Months vol.5 - Shelly Belly

    ファイル 154-1.jpg

    出かける時はちょっと小粋なコーディネイトをするのがダンサーShelly Bellyがいつも心がけている事だ。

    他の派手なダンサー達とは違い一見地味だがそれでもスタイリッシュに着こなしをしている。

    Star紙が彼の母親が経営をしているバーを訪れた時Shelly Bellyは"ジャマイカンスーツ"を着こなしていた。

    ジャマイカ国旗をモチーフにしたジャケットはとてもカラフルでそれに合わせたジーンズもグリーン、ブラック、ゴールドカラーが施してありジャケットによくマッチしている。

    Star紙のインタビューでは

    「このジャマイカンスーツはJohn Hypeの彼女から貰ったんだ。彼女はJohn Squad全員に衣装をプレゼントしてもうメンバーでない俺にもリスペクトの気持ちで持ってきてくれたんだよ」
    と話した。

    頭から足元まで全てマッチさせるコーディネイトが好きでアメリカツアーに行った時などにショッピングをしローカルでは彼の友達でもある'White Sky'のSmileyがデザインした物を好んで着ている。

    「普段は長袖シャツにベストの組み合わせをよくしているよ。カラーは絶対俺の'Gents(ブリティッシュ系シューズの種類'にマッチさせるよ。外に出たら皆に見られるわけだからね」

    通行人は必ず彼のスーツと'Gents'にフェルトのハットに目を留める。彼はこのスリーピーススーツとそれに合わせたサングラスをとても気に入っている。

    彼のファッションはいつでも人々の話題になるのだ。

    ファイル 154-2.jpg

    (翻訳:Kozz)

    ファイル 154-3.jpg

    Shelly Bellyが "Passa Passa In Tokyo" に来日した模様がPhotoのページで見れます。
    Passa Passa In Tokyoのページはこちら♪



    Artist of the Months vol.4 - Sample Six

    今日はダンスホールでの新しい「ファッションアイコン」であるダンサー達を見てみる。

    もしダンサーについて何か知っているとすればそれは彼らのファッションが彼らのイメージの一部となっている事だ。

    今日は"Sample Six"のファッションに注目してみよう。

    ファイル 155-1.jpg

    写真はSample six - 左からShowers Sample, Garth Sample, Scotty Sample

    彼らのファッションスタイルは3人のファッションが皆の"Sample(手本、見本)"だと言われるほどでその名前がついたぐらい決して見落とすことのできないスタイルだ。

    ブーツから、ヘアスタイル、ジュエリーからタトゥー、有名ブランドの服装までメンバーのGarthは
    「人と違う物を着なくちゃいけないんだ。ノースリーブをたくさん持ってるけどベルサーチ、モスキーノ、ヴァレンティノなどのブランドでなおかつシンプルでなくてはいけないんだよ」

    もちろん靴も重要だ。

    靴はエアフォースワンとオールスターズに限る。
    何故かというと靴底が平らで履きやすいからだ。

    ▼それぞれの香水

    Garthによると「ある夜三つのそれぞれの香水を一晩で使い切ったよ。
    ダンサーはいつもいい香りじゃないとね。
    ベルサーチやイッセイミヤケ、アイスバーグにペリーエリスなんかの香水を使ってるよ」

    三人はユニフォームのように揃えているけど決していつも同じではない。

    Garthは
    「例えば一人が全身白で決めていたらもう一人は黄色でもう一人は赤という感じだ。今は明るい色を良く着てるよ」

    もう一人のメンバーScottyはシンプルな着こなしは好きだけど
    「他人が着ているのと同じものは家の中でも着ない」と話す。

    そして「毎月海外から友達が来ていつも新しい服やグッズを持ってくるんだ。
    だからいつも新しい服を着てるんだよ」

    ネタ切れになる事はないのだろうか?

    Star紙がSample Sixを訪れたとき彼らのコレクションを見せてもらった。

    それは全て見切れないぐらいのコレクションの数で
    Scottyは50足以上の靴を持っていて他のスーツケースにもまだたくさんの靴が入っていると言う。

    もう一人のメンバーShowersは
    「それぞれのファッションは自然に身にまとっているけれどどんなイベントでも必ず一人一人トレードマークがあるんだ」
    と話す。

    「俺は三人の中でも一番タトゥーが多いんだ。
    人々は俺のことをそれで覚えてる。
    だって中には俺らの名前を知らないけど他の何かで覚えてるって事もあるからね。
    だから俺はタトゥーでGarthはヘアスタイル。
    彼しかあんな頭のヤツはいないよ。
    Scottyはさしずめカットしたハーフパンツかな。
    でも他のヤツらはそれを一晩しか履かないけどヤツの場合はそれを一ヶ月とか履き続けてそれからまたスタイルを変えたりするんだ。

    ファイル 155-2.jpg

    写真はGarth-靴のコレクションを見せるGarth

    Showersによるといつも出かけるときはその時の気分で服装を選ぶという。

    「例えばある晩はPointed Mouth Shoes(先のとがったブリティッシュ系シューズ)で決めるんだ。
    スニーカーでもなくT-シャツでもない気分だ。
    その時の気分だよ。

    皆の注目を浴びるような事をするのが好きなんだ。
    だから俺らの名前もこう呼ばれてるんだ。

    時には皆で髪型を変えたり時にはジーンズの片足だけまくってみたり皆の意表をつくのが好きなんだよ」

    ファイル 155-3.jpg

    写真はGarth_Tims-黒のTimberlandを履いてポーズをしているGarth

    ローカルでも海外でも彼らはショッピングをする。

    彼らの'Sample'ストアはManhattan,New York
    それからもちろんダウンタウンのアーケード(キングストンのダウンタウンにある建物)もだ。

    ビデオライトの前で踊るとき彼らにはひとつの規則がある。

    それは彼らのスタイルを常に新鮮であり続けることだ。

    Garthによると
    "when wi wear one sum'n wi cyan really wear it again suh like when di video catch yuh inna one ting, wi cyan really guh wear it again."
    (一度着た物はもう着る事はないな。だからビデオに映ったものは二度着る事はないよ。)

    (翻訳:Kozz)



    Artist of the Months vol.3 - Timeless

    クラシックで貴重

    これがダンサーTimelessのTazとBlueが語る彼らの全てだ。

    ファイル 157-1.jpg
    (画像は左がTazで右がBlue)

    元々メンバーは5人いたが今は2人のみで活動しており、
    人数が減ったからといって彼らのダンスの質が落ちるわけではない。

    Timelessは1999年より活動をはじめJamaica Cultural Development Commissionによるコンペティションに参加をし
    準決勝まで進出し彼らのダンスは話題を呼んだ。

    が、結局TimelessはPassa Passaなどのストリートダンスでダンスを競うことに決めた。

    彼らにとってはじめてのブレイクはPassa Passaだった。

    そしてその後BembeやDutty Fridazeなどで更に人々の認識を高めた。

    Spanish Town出身の彼らのグループ名はコンペティションが終わった後についた。

    そしてTimelessという名前の由来はVybz Kartelがよく使っていた所が大きなインスピレーションとなった。

    ファイル 157-2.jpg ファイル 157-3.jpg
    二人は音楽ビジネスにも活動を広げており
    Tazは最近DJ Sunshineにシングル「Disturb」をボイシングし
    Arif Cooperへ「The Power Cut featuring Bugle」と「To The World」をボイシングした。

    TimelessはStar紙のインタビューに
    「俺らはいつも遊びに出かけているよ。
    昼間は寝て夜はパーティに行くんだ。
    海外でもたくさんのショウをするしダンスで飯を食っているんだよ」

    Timelessのダンスには'The Jag', 'The Boston', 'Fraction', 'Gangsta Rock', 'Disturb', 'Power Cut', 'To The World(最新のダンスで今皆がやっている)' などがある。

    (翻訳:Kozz)



    Artist of the Months vol.2 - Ravers Rolling Out

    ファイル 158-1.jpg

    Ravers Claversはダンサーとしてだけでなく様々な方面で活動しているエンターテイメント集団だ。

    ダンサーとしてはStrength Ravers, Ding Dong, Pencil Ravers, Chicken N Beer, Sir Yummy, Mundo Ravers, Johnno Bravo, Juniel Ravers, Peanut Ravers, Delly Ravers, J Ravers, Charlie Ball, Jeggae Ravers, Overmarsの以上14人のメンバーがいる。

    Nannyville Gardensというコミュニティからやってきた彼らは
    元々コミュニティの「先輩」達のダンスを見ながらできあがった。

    毎週日曜日にはCaveman Soundがプレイをしダンサー達はそこで歴史を刻んでいった。

    しかしRavers Claversは2000年まで真剣にダンサーとして活動していたわけではなかったが
    2003年にはローカル、インターナショナルと共に有名になった。

    彼らはいつも集団で行動しておりいつも一緒にいる所を見かける事ができるし
    他にはメンバーのOvermarsが主催のNannyvilleでやっている"Gabba Sundays"などで見かける事ができる。

    Overmarsによると"Ravers"はブリティッシュ用語の「Rave(Party)」に"Clavers"のライムを載せてRavers Claversと名づけたという。

    Star紙のインタビューでは
    「若い人たちの見本になれたら、と思う。
    そしてそれがビジネスに繋がればいいね。
    僕らにとって成功だけが全てじゃなく変化が見たいんだ。
    犯罪が少なくなる、とかね。
    それが僕たちのやりたい事なんだ」

    彼らのダンスはBad Man Forward, Raging Bull, Chicken N Beer, Cut Dem Off, Pre-dem, Sashe Coolなどがある。

    (翻訳:Kozz)



    Artist of the Months vol.1 - Black Blingaz

    Star紙の"Artist of the Months"で数回に渡りジャマイカのダンサーを特集しているのでこちらで紹介しようと思います。

    まず最初はBlack Blingazから。

    Black Blingaz - Power to the People - 人々へパワーを

    ファイル 160-1.jpgBlack Blingazにとって必ずしも全てのグリッターがゴールドというわけではない。
    それは何かもっとパワフルな物、雄弁さで踊る能力、ブラックパワーの力であり
    Black Blingazは5人のメンバー(Chris Bling, John Bling, Migz Bling, Marlon Bling,German Bling.) で構成されている。

    (写真左:Chris Bling 右:John Bling)

    彼らにとってダンスは生まれつきな物だった。
    メンバーはSpanish Townで一緒に育ち覚えている限りではいつも一緒に過ごしていたという。

    「Black Bling」の名前の由来は彼らをダンスのポスターに載せようとしたプロモーターがポスターへ載せる名前を聞いたその当時の流行り言葉「Bling Bling」から来ている。

    それ以来Passa PassaやたくさんのDVDで彼らのダンスが見られるようになった。

    彼らを言葉に例えたら「Fresh and Clean(新鮮で清潔)」。
    いつでも出かけれるように常にきっちりとした格好をするように心がけている。

    Star紙のインタビューに
    "Black Blingazは皆のモノさ。
    誰でも気軽に話しかけてくれよ。
    俺たちはいつも新鮮で綺麗でまっすぐで流行の先端を行ってるんだ。
    その辺のただのジャラジャラつけてる集団とは一緒にしないでくれよ。
    Blingとは俺たちが極めたい事でBlackって事は俺らのシンボルカラーなんだ"

    Black BlingazのダンスはEver Fresh Ever Clean, Caan Tired, Tek Weh Yuself, Black Dem Out, Myspace, Scissorsなど他にもたくさんのダンスがある。

    次回はRavers Claversです。お楽しみに!

    (翻訳:Kozz)



    近年のジャマイカにおけるダンス事情

    ヘッドトップ(三点倒立)が"スゴ技"の時代は終わってしまった。

    今のダンサーはオリンピック並のアクロバティックなダンスをしその中には危険なダンスもある。

    危険なダンスと知られている"Dutty Wine"。

    それと新しいダンスの"Drop Dead"と"Grievance"。
    ダンスは危険も伴う物となってきた。

    このダンスは"Dutty Wine"を生み出したMontego BayのAttitude Girlsによって創られた。

    しかし"Drop Dead"という名の通りダンサー達は木、家、電柱や人間などに登りダンスをしようとするが
    中には本当に"Drop Dead"してしまうダンサーもいる。

    ファイル 172-1.jpg
    (画像: Drop DeadをDutty Fridazeで披露するダンサー)

    DUTTY FRIDAZEのDVDはこちらで購入出来ます
    ※サンプル動画あり

    もうひとつのダンス"Grievance"は男女間の力関係を表して見せるダンスで
    男女がケンカのシミュレーションをする動きだ。

    男ダンサーが女ダンサーの腹にパンチを食らわせるように見せたり時には
    女ダンサーは地面に投げられたり別の男ダンサーに向けて投げられたりする。

    Star紙によるとこのダンスはDing Dongとそのクルーによって生み出されたダンスだそうだ。

    Star紙はこの"Grievance"についてのコメントをDing Dongより貰おうとしたができなかった。

    しかしダンスホールクィーンStacyは"Grievance"について
    「あれはダンスというよりトリックのような見世物」
    とコメントをしている。

    Stacyはこのダンスがそんなに危険性の強い物だとは見てないが
    ダンサー達はダンスを違う方向へ持って行ってしまっていると語る。

    「ダンサー達は自分のリミットを知っているわ。
    観客はそれをマネして怪我したりするのよ。
    エンターテイメントの一部だって考えないと。
    皆が皆やらなくてもいいんだから。」

    「もしすごく太ってる女性がDrop Deadをやっているのを見たら彼女は痛いに決まってるじゃない?」

    最初に女性ダンサーで高いところに登り
    エアロビックな動きをしたのはStacy自身だが彼女は「ダンサー達は極端」と話している。

    「女の子達は行き過ぎてるわ。男ダンサーに地面に投げつけるよう促したり。
    頭割ったのを見たこともあるわよ。皆の注目を浴びたいからやり過ぎるの」

    そして実際にそのダンスを見てやっているダンサーIceは
    「女を殴ってコテンパにしちゃうような動きのダンスだ。

    もちろん見せかけだけだよ。本当の話、女ダンサーが男ダンサーにやるように
    仕掛けてきたんだ。俺は関係ないしこのダンスは好きじゃない。

    もっとダンスを激しくやりたいダンスホールウーマン達だけがやるんだ」
    「ダンスは激しくなっていってるけど実際に危険な場面を見たことはないな」
    とコメントをしている。

    ファイル 172-2.jpg
    (画像: Bembe Thursdayで鉄のポールに登る女性ダンサー二人)

    BEM BEH THURSDAYSのDVDはこちらで購入出来ます
    ※サンプル動画あり

    ダンスによって命を落とした18歳のTanisha Henry。
    Tanishaは去年の10月29日に亡くなり彼女は"School-uniform Party"
    での"Dutty Wineコンテスト"に出場の最中に倒れ、病院に運ばれたがその後死亡した。

    医者Dr.Paulによるとダンスを見たところ特に危険性はないとし
    "Dutty Wine"にだけ関しては、首の回しすぎが危ないと指摘しているが、
    最近はそれも(Dutty Wine)もやる人が減ってきているし"Drop Dead"に関しては
    高いところに登った際、滑るのに気をつけるだけでその他は特に危険性は感じないとコメントをしている。

    (翻訳:Kozz)



    べガスの「Nuf Friend From Dem」と「Teck Whey Yuhself」のビデオが大ヒット!

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    べガスの2シングル、「Nuf Friend From Dem」と「Teck Whey Yuhself」が今現在ダンスホールのシーンで大ブレーク!

    覚えやすいビートと伝わりやすいリリックでリスナー達の心をしっかり押さえ、大流行の渦に巻き込んでいる。
    また最近リリースされたこれらの曲のビデオも、すでに出ている。

    このビデオのディレクターは、ジェイ・ウィル氏。

    ジェイ・ウィルは、「Nuf Friend From Dem」のビデオの中で、
    一般的な腰をまわして踊るスキニーな(やせている)女の子達は一切使わず、
    古典的なウエスタンのアウトローな服を身にまとったべガス本人を魅力的に表現している。

    彼がライバルと最後まで戦うために、ゆっくりと慎重な足取りで歩いていくシーンなどもあり、非常にオリジナルな作品となっている。

    また「Teck Whey Yuhself」のビデオでは、脚本を一切取り除き、
    RAVERS CLAVERS(ダンサー)達が踊る「Teck Whey Yuhself」のダンスのシーンなどを取り入れ、
    ダンスホールの持つ様々なニュアンスをうまく表現している。

    覚えやすく、また人を引きつける魅力のある「Teck Whey Yuhself」は、ダンサー達にとってもはずせない曲となっている。

    このべガスの両シングルとビデオはもちろん、"TECK WHEY YUHSELF"のダンスも要チェックですぞ☆

    今後、ますます大ヒットになるのは間違いないでしょう!

    STONELOVEの「WEDDY WEDDY25」のDVDでは
    SAMPLE6、BLACK BLING、SADIKI、SHELLY BELLYなどのダンサー達による
    "TECK WHEY YUHSELF"のダンスクラッシュが展開されるシ-ンが収録。

    ファイル 188-2.jpg

    かなり激しいクラッシュに展開し、最後はケンカになってますが・・・

    WEDDY WEDDY 25 2006 -TAKE WAY YU SELF CLASH!!!のDVDはこちらで購入出来ます

    情報:YARDFLEX



    The Matrix Dance ... taking dancing to a new

    ファイル 217-1.jpg

    New Danceのチェックにかかせないミュージックビデオ(PV)が現地ジャマイカでも たくさん作られているが
    その中でも、Mr.Vegas の"Chop Out Di Grass" や Richie Stephen の"Get Up and Dance"、Delly Ranks & Christini の"Shake Yuh Bodyline"、最近ではVybz Kartel と HALL(ダンス製作者であり講師である)のダンスチーム"Dance Expression"が共演のPV "Bus It Off" などなどHALL製作のダンスを取り入れたミュージックビデオが話題となっているようだ。

    (写真:Shelly Ann Callum & Orville Hall)

    また最近のローカルTVでも、Vybz Kartel 出演の"Red Label Wine"のCMにHALL製作のダンスが取り入れられたりと、
    今ジャマイカで注目を浴びている、このダンス創作者のHALLについて紹介しよう。

    このHALLが最近作ったニューダンスに"Matrix Dance"や"Cyber Space"などがあるが
    HALL いわく、

    1999年8月21日に公開となったSF映画 "The Matrix"を見た瞬間から
    この"Matrix Dance"や"Cyber Space"などのダンス製作が本格的に始まった。

    ちなみに、このHALLは
    Jamaica Cultural Development Commission(JCDC)からも多数の賞を受賞したり、
    "Matrix dance"に因んだトロフィーやゴールドメダルなども獲得している。

    小さい頃からロボットの動きとかに興味があったから、SF映画"Matrix"を見て、完全にインスパイアされたよ 。
    そしてコンピューター時代を基に、このエレクトリックな動きのダンス("Matrix Dance"や"Cyber Space")を創ることを決めた。

    俺はdanceclassでもダンスを教え、生徒達にその動きを見せ、みんなからも『これはすごい!』って反応があって...
    そこから"Matrix"って名前が出てきたんだ。

    HALLのダンスクルー"Dance Expression"のメンバーは
    Sherene Davis, Amoy Taylor, Shelly-Ann Callum, Stacy Ann Facey, Jheanelle Youngの5人のダンサーから成るグループで、最近では マイアミで開催されたチャリティイベント"Power Woman Concert"にも出演している。

    その中のグループのリーダーのShelly-Ann Callumは、今現在 Shaggyのフランスツアーに参加のためリハーサル中である。

    そのステージでも取り入れられるダンス("Matrix Dance"や"Cyber Space")の振り付け師はもちろんHALLだ。

    他にもHALL製作のエレクトリックな動きのダンス、"Rastaman Jump"や"E-mail"や"X"や"Liquid"などなど
    たくさんのダンスがあるようなので、ぜひミュージックビデオなどをチェックしてみて。

    情報:http://jamaicastar.com/

    (Kazumi@Ruff-Cut)



    今年のDancehall Queen 2000企画、更にフルパワー?

    ファイル 291-1.jpg

    モベイで開催される「ダンスホールクィーン コンテスト」も今年で4回目。
    すでに何百もの問い合わせや申し込みが殺到しているらしい。

    今年のショーは更に大きく、熱くなるそうだ。
    今年の審査はコスチュームも重要視するそうなので、衣装も大きなポイントかせぎになる。
    賞金はJA$100,000(以上用意するらしい...)
    もちろん勝った人なら誰でもキャッシュが手に入る。

    それ以外にもサウンドシステム『Pure Playazz』のツアー(国内&海外)に参加出来る。
    その勝者は、Toronto(U.S.A)で開催される『インターナショナル ダンスホールクィーンコンテスト』に招待され、そこでUSA、CANADAから集まる挑戦者達とダンスを競い合うことになる。

    モンティゴベイで開催される『ダンスホールクウィーン コンテスト』はダンスの技を見せるチャンスの場だけではない。
    エンターテインメントの世界で自分の名前を売るチャンスにもなる。
    更には収入も期待出来る、というわけだ。

    昨年の優勝者『ステイシー』を見てもらえば判るように、彼女は『ダンスホールクィーン』に選ばれてから、たかが11か月足らずで有名なダンサーになった。

    『ダンスホールクィーンコンテスト』はダンサーとしての名誉を手に入れることが出来るかもしれないチャンスなのである。

    このコンテストに参加したい人、もっと情報を入れたい人は
    [TEL]876-940-7661(Big Head Clothing, Jamaica)まで電話を。

    2000 DANCEHALL QUEEN CONTESTのDVDはこちらで購入出来ます

    by Kazumi@Ruff-Cut



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