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    (Ruff-Cut)

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    今年のMAGNUM "FOLLOW DI ARROW" テーマは音楽の結束

    2007年2月24日土曜日にセントメリーのジェームス・ボンド・ビーチで行なわれた
    毎年恒例のイベント「FOLLOW DI ARROW」。

    今年クレジットされていたアーティストの何人かはステージには現れなかったものの、
    天候が雨だったにもかかわらず、何百人ものの観客達を興奮させ、楽しませることが出来たので
    主催のDecky Promotionにとって、今年は成功の年だったといえるだろう。

    報道によると、アーティストの一人、Elephant Manはアルバム制作で海外にいたため欠席だったらしい。

    またプロモータ側の話によると、女性DeejayのSpiceは、当日会場にいたものの
    イベントの時間制約の関係でステージの時間がなくなってしまい、彼女のパフォーマンスは実現出来なかったそうだ。

    オーディエンス達にとって、こういう問題は痛い話だが、
    当日出演したKiprichやMonster Empire、Singer J、Predator、Queen Paulaやその他のアーティスト達はハイエネルギッシュなパフォーマンスを見せた。

    ファイル 184-1.jpg
    (写真:Kiprich)

    AM3:47頃、Mr.Vegasがステージに現れた。
    べガスが「Gyal From Yuh Never Bow」と「Taxi Fare」を歌った時は3回もアンコールが起きた。
    それからべガスはブランニュー「Raging Bull」のダンスチューンを歌い、
    ダンサーのOvermarsらがステージに現れ、みんなでRaging Bullのダンスをし、ショーの流れが一気に変わった。
    その後は女の子達のための「Hot Wuk」も歌った。

    ファイル 184-2.jpg
    (写真:HOT WUKを歌うMr.Vegasとそれに合わせて踊るダンサー)

    続いて"Gargamel"ことBuju Bantonがステージに現れた。

    フルセットのステージで、ブジュは"Distiny"や"Mr.45"などのオールドチューンを歌い、ファン達に昔を思い起こさせた。
    その後、ビジネスにおいて自分の先輩にあたるアーティストを称えるため、そこでいったんステージを中断した。

    「Shabba Ranksが俺の野心を奮い立たせ、ミュージシャンへの道に導いた。Ninja Manもそうだ!」とブジュは語った。
    同じくベテランのアーティスト、Pinchersをステージに呼び、そこで彼らのコラボレーション・ソングを歌った。

    ファイル 184-3.jpg
    (写真:Pinchersをステージに呼びコラボで歌うBuju Banton)

    ブジュがステージから去った後は、オーディエンス達のための『HOT WUK・ダンスコンペティション』の時間が設けられ、
    4人の挑戦者がステージに上がり、観客達を相当楽しませた。

    100万ドルの賞金を獲得するため、挑戦者の女の子達は必死のパフォーマンス!
    ここでは熱い熱い"HOT WUK"のダンスバトルが繰り広げられた。
    写真は、その"HOT WUK"のダンスコンペティションで優勝した女の子である。

    ファイル 184-4.jpg

    短い娯楽の時間が終わり、ステージにDon Mafiaが現れたのはAM5:57頃だった。

    ドンマフィアは防弾チョッキを着て、自分で設立したプロダクション"Mafia House"が持つリリックについて、
    「実際に俺たちが経験したこと、見たこと」と説明した。

    Macka Diamondもステージに現れ、さらにVIBESを高めた。

    「女の子が自分で自分を守ることなんで出来ないってみんなは言うけど」
    とマッカは銃のリリックのスペシャルソングを歌った。
    その後は、"HULLA HOOP"や"BUN HIM"など、彼女のヒット曲を歌い、いつものマッカのスタイルに戻った。

    夜が明ける頃、"Notorious"ことTurbulenceが勢いよくステージに現れた。
    しかし、2曲目の時にCapletonがステージに乱入。
    タービュランスは2曲すら歌い上げることが出来なかった。

    続いて、Anthony B、Sizzla、Ninja Man、Munga Honourable、Ras Myrhdakがステージに現れ、
    会場はスクリーム(叫び声)に覆われた。

    目の前で繰り広げられるステージに、 観客達は完全にのみ込まれていた。

    アーティスト達は次から次へとマイクを奪い、銃のリリックからギャルのリリック、そして最新のホットなリリックまでを歌い続けた。

    今年の「Follow Di Arrow」は大成功だったといえるだろう。

    ファイル 184-5.jpg

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    ※サンプル動画あり

    情報:JAMAICA STAR