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    CDの紹介「FOREVER LOVING JAH 」

    ファイル 240-1.gif

    Penthouse Record レーベルは 過去10年間で Buju Banton や Tony Rebel, Marcia Griffithsや Cutty Ranks, Beres Hammond や Wayne Wonderなどの大ヒット曲をいくつも出したという実績を持った信頼おけるレコードレーベルの一つである。

    Penthouseのハイクウォリティな作品はいつでも新しい時代に先駆けて出品され続け、 退歩する様子はまったくない。

    ここ最近のPenthouseでは、Bob Marley の曲のリディムが再発され、
    収録されたコンピレーションCD“Forever Loving Jah”がリリースされた。

    Marcia GriffithsとTony Rebelがフューチャーリングの“Loving Jah”を始め
    リディムのDubバージョンまで、
    さらにはCDとアルバムの両方が出ているので かなり楽しめる。

    このCDに収録された“Loving Jah”は Bob Marleyの有名な名曲のリメイクソング。

    “Forever Loving Jah”のオリジナルの コーラスを歌っているのは Marcia Griffithsである。
    また、いつでも感情豊かで表現力のある Tony Rebelがリリックスを書いているのにも注目だ。

    もちろんBob Marleyの“Loving Jah”のメッセージは残したまま 新しいスタイルに仕上げている。
    つまり“Forever Loving Jah”は本物を磨いて光らせた宝石ともいえる。

    9曲目にBuju BantonとLeroy Sibblesの“Won't Fly In Jah Face”が収録されている。
    ウィッキードなボーカルをこなすベテランシンガーの Sibblesに負けないほど Bujuのリリックスは勇ましく、
    Bob Marley がしていたようにChantして歌っている。
    それは全盛期を復活する勢いである。

    2曲目に強いヴァイブスを発するMorgan Heritageの“Jah Revive I & I”が収録されている。
    ぴったり息の合ったハーモニーのコーラスをバックに 個性的なパフォーマンスを見せるボーカルのPeter Morganが歌っている。

    3曲目に収録されているRas Shilohの“Who Can't Hear”もすばらしい。
    4曲目に Devonteの“Everybody Wants”が収録されている。

    今回のCDではカルチュラルなリディムに合わせ持ち前のskillを発揮しているダンスホールシンガーのDevonteだが
    じつは非常に多才なボーカリストであることがわかる。

    5曲目の Jamali と Jahmel が歌う“Wipe The Tears”もすばらしい作品である。
    そして6曲目に収録された“Happy Days”では Uton Greenが今も変わらず輝いているのがわかるであろう。

    kazumi(RUFF-CUT)