先日Red Ratと 彼の子分であるPsychoが"The Letter"をレコーディング。
この"The Letter"のリリックは、国を乱雑させている政治や野党の指導者達のやり方に対して、手紙で指摘、忠告している、といった内容だ。
「この曲は、もともとはPsychoのアイディアなんだけど、ジャマイカで実際に起きてきたことを元に考えついた。
俺達はペンと紙を用意して奴ら宛に手紙を書いた。」
とRed Ratは語っている。
「“アーチスト達はお互いののしりあってるだけで何もしない”ってみんな言ってる。
で、俺とPsychoは、この国の重大な問題点をみんなが関連うけて考えることが出来るように
"The Letter"という曲に託すことに決めた。」
Red Ratは、感動的な曲を作るアーチストとして知られている。
例えば"Nuh Live Nuh Weh"のリリックは、ストリートチルドレン達の過酷な現状を説明している。
「この曲は俺が実際に見てきたことを歌にした。
俺達は普段はおどけたアーチストかもしれないが、このように問題が重大になってる時こそ、真剣に歌わなければいけない」
Red Ratは語った。
1993年から音楽業界で活動してきたPsychoは、Red Ratがマネージメントしているプロダクション、
"Bratt Production Camp"のメンバーであり、他にも "Italee"や"Maddish"、"Genius","Facety"と"Stranger"などが所属している。
Psychoは、1999年にMaddishとのコンビの曲 "Bombay"のヒットによって、名前が知られるようになる。
その後も、Young Bloods レーベルから"Supn Inna Supn"(これもMaddishとコンビ)をリリース。
この曲はお笑いネタである。
「とにかく人を笑わせるのが好きなんだ。ユーモアは俺の個性でもあるし・・・」
とPsychoは言う。
最後にRed Ratが語った。
「今現在は若手のアーチスト達と一緒に仕事をしている。
彼らはタレント性も非常にあるし、最高のリリックも書ける。
俺個人の考えとしては、インターナショナルなマーケットを目指したい。
何故なら俺が手がけている作品のいくつかは、インターナショナル的な要素を持っているから。
インターナショナルに達成する時は、Bratt Productionのアーチストも一緒だ。」
"The Letter"は今現在ローカルのラジオステーションでは度々エアプレイされていて、2週間以内にはリリースされる予定だ。
kazumi(RUFF-CUT)