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    Buju, Yellowman, Morgans Heritageがバハマ諸島にも感動を与えた

    ファイル 267-1.jpg

    12月2日、小さな島 バハマ諸島の首都ナッソーのSt. Elizabeth Sports Centreでは
    "Millennium Countdown 4"というビッグイベントが開催された。

    Buju Banton, King Yellowman, Morgans HeritageとLMSという豪華な出演者による
    コンシャスあり、ハードコアダンスホールありの感動的なダンスだったそう。

    "Millennium Countdown 4 - The Transfiguration" の開演時間はかなり遅かった。

    しかし、バハマ人、ジャメイカ人、ツーリスト達がどんなに待たされても
    充分に価値あるほどエキサイティングなショーだったそう。

    Yellowman は(彼は1979年以来バハマではショーをしていない)
    バハマ人達はもちろんのこと、入国管理のオフィサー達からも盛大な歓迎を受けたそうだ。

    彼が到着した時は、バハマ中が大騒ぎだったとニュースで放映された。

    大勢の女性ファン達が、ベテランの"King of Dancehall"を一目だけでも見ようと
    空港を始め、ラジオ局、ブリティッシュヒルトンホテルなどに集まった。

    Downsound/Sigma がプロモートのこのイベント、MCにはハイエネルギーマスターの"Richie B"。

    その夜のショーのトップバッターのYellowmanは黄色の衣装に黄色のスカーフを頭に巻き付けて登場。
    観客達はこのステージに大喜びの様子で会場は大騒乱。

    Yellowmanは 観客達の期待を裏切ることなく、ダンスしてワイニーして飛び跳ねてステージショーを演出して盛り上げた。

    最近では、このスタイルのアーチストは殆どいない。
    彼のステージでの曲は、ほとんどがギャルネタ、下ネタ....。
    "100 Sexy Chicken Chasing","Mr. Chin", "Getting Married""Eradication","Tek Over","Mad Over Me", Zunguzunguzeng""Look How Mi Sexy","Blueberry Hill"。
    その他にジャマイカで大人気のグレースの"ジャマイカン ケチャップ"のCMソングも披露した。

    彼はハードコアダンスホールを思いっきりステージで表現し観客達からたくさんのアンコールを浴びた。

    ファイル 267-2.jpg次のステージでは雰囲気ががらっと変わる。

    観客達にカルチャーの意識をひらきおこし理解をもっと深めるよう呼びかけた3人組のLMS。
    このLMSは、Denroy Morgan(Morgan Heritageの父)から音楽的才能を受け継いだ子ども達で結成された若手グループ。
    彼らが将来的に有望であることは間違いないだろう。

    次にステージに現れたのは、年長グループのMorgan Heritage。
    聴いたことのないスロー系の曲で始まった。
    "Trodding The Earth","Live Up","Liberation"そして彼らの大ヒット曲、"Down By The River""Reggae Bring Back Love", "Don't Haffi Dread"の歌が会場を響かせ、観客達は感動のピークに達した。

    Morgan Heritageのステージは間違いなくコンシャスでありすばらしいものだった。

    日曜日の早朝の出番のBuju Bantonのショーまでの間 New Era Sound SystemにRichie BのMCで会場は盛り上がった。

    2:30AMになり、Buju Bantonと彼のバンド"Shilo Band"がステージに立った。

    Bujuはライオンがほえるように"Distiny"を歌い上げステージは始まった。
    次の曲"Gargamel"では、より神秘的なステージを演出。
    まるで本物のBobo Shantyの戦士のようだった。

    注: Buju Bantonは音楽業界の中で"Gargamel"と呼ばれている

    ファイル 267-3.jpg更にコンシャスリリックの"It's Not An Easy Road"を歌い、それからブランニューソング"Mighty Dread"をステージで披露した。

    その後は、"It's All Over","Walk Like A Champion""Blackman/Browning","Want To Be Loved","Big It Up""Close Sponge","Woman Dem Fat"で会場を盛り上げ、大ヒット曲の"Boom Bye Bye"では観客達から熱狂的な喝采を浴びた。

    それからBujuはMorgan Heritageをステージに呼び寄せ、旧約聖書の中の詩編二十三の聖歌を歌い、会場は瞑想的な雰囲気に包まれた。

    そして予定の時間も過ぎ、Buju Bantonは嘆きながら"Murderer"を熱唱しステージを去った。
    このイベントは2000年最後のミレニアムカウントダウンを代表するショーだったといっても過言ではないであろう。

    このイベントの入場料はフリー。
    大混雑した観客達の入場整理のためにこの日のショーの開演時間は遅れてしまったがショーじたいは、すべてスムーズに進行した。
    これの前夜祭が、Zoo Night Clubであったらしい。

    このイベントの主なスポンサーは、Air Jamaica、British Colonial Hilton Hotel。

    アーチストのサポートはSagittarius, Morgan Heritage, Shilo Bands。
    サウンドは、New Era Sound SystemとInternational Bodyguard。
    セキュリティは警察より供給。

    (Kazumi@Ruff-Cut)