2006年最初のジャマイカニュースはめでたいネタということで「カーテルの電撃結婚」のニュースから!
昨年12月、キングストンのセントアンドリューにあるトレベニオンパークでは、一流DeeJay、Mr. PalmerことVYBZ KARTEL(ヴァイブスカーテル ※本名Adidjah Palmer)の結婚式と披露パーティが行われた。
写真はプライベートな披露パーティでのヴァイブスカーテルと、そのフィアンセのステイシー・エリオット。
豪華な白のシルクのドレスを身にまとっているのが新婦のステイシー。
彼女はニューヨークのブロンクスに在住する31歳の銀行員の女性。
一方、カーテルはバッドな匂いを漂わせる黒のスーツに白のシャツを合わせ、ブリンブリンのジュエリーをつけて、白のイタリア製のレザーシューズでサグスタイルを決めている。
(※写真撮影:カーリントン・ウィルモット氏)
ジャマイカ新聞「THE WEEKEND STAR」のインタビューによると、
カーテルは先週、いきなり結婚することを決意。
ジャマイカで式を挙げるためにニューヨークに住むステイシーを急遽呼んだそうだ。
カーテルいわく彼女の花婿には自分が一番ふさわしいと思って結婚を決めたとか。
「 すべてうまくいってるし、何より彼女を愛してる。俺は幸せもんさ。結婚はすばらしい!」
と花嫁ステイシーの手をにぎにぎしながら、興奮ぎみにインタビューに答えるカーテル。
結婚披露パーティでは、彼の息子と花嫁のステイシーと一緒に写真撮影をしたり、仲間達とジョークをかわしていたらしい。
カーテルと花嫁のステイシーは、2001年にブルックリンで行われたボウンティキラーのステージショーで初めて出会い、その後二人はすぐに交際を始めた。
「初めてステイシーと会った時に、彼女はスペシャルだってすぐに気付いたね。
それからしょっちゅう電話で話すようになって‥。もちろん彼女はグルーピーとかじゃなくて、俺たちは少しずつ真剣に恋に落ちていったんだ。
遠距離恋愛だったけど、俺がニューヨークに行く時は、ずっと一緒にいるよ。
お互い話もよくするし、時には議論しあったりもする。
それに彼女にも自分の仕事(銀行員)があるからね。
あぁ…愛っていうのはなんてすばらしいんだ‥そうだろ??ガハハハ‥
頼むから話をこじらせないで報道してくれよ。サグも恋に落ちるってか!?」
とカーテルは大笑いしながらインタビューに答えた。
二人のハネムーン先はモベイだそうだ。
「今日は待ちになった結婚式だからな。何もこわいものなんてないさ。
まっ、俺もいつまでも若いノリでやってられないってことだ。
イメチェンってやつだな。
ファンの女の子達は俺を取られたって思うかもしれないが、きっとわかってくれるって信じてるよ」
とカーテルは笑った。
(写真:JAMAICAN MUSIC VIDEO VOL.44より)
カーテルの花嫁ステイシーはキングストンで育ち、8歳の時にアメリカ合衆国へと移住した。
「彼の性格が好きなの。一緒にいて楽しいし、彼には愛があるから。
それに頭がいいわ。
本人は気付いてないみたいだけど!彼にはすばらしい才能があるの。
初めて会った時から、私は彼に夢中になったわ。
先週彼から突然のプロポーズを受けた時は、不思議なことに驚かなかった」
とステーシーは語った。
ステイシーはハネムーンの後、一緒に新年を迎え、ブロンクスに帰国する予定。
ところで来週開催されるSTINGの前に結婚なんてしちゃって、軟弱なDeeJayになってしまうのでは??との質問に、カーテルは
「おい何いってんだい!? 来週のスティングも俺様がステージに立てばみんなマショップするに決まってるわ!
スティングは俺様の場所だぜ。
今から楽しみで仕方ないよ、ガハハハ‥」
と余裕をかますカーテルでした。
次号のジャマイカニュースでは「STING 2005」の記事を紹介します。
お楽しみに♪
今年も「ジャマイカニュース」を宜しくお願いします。
(情報提供: Jamaica Star Com)
text: Kazumi(Ruff-Cut)