昨夜、ロサンジェルスのステイブルセンターで行なわれた第49回グラミー賞で、
ボブマーリーのアイコンとして知られる長男のジギーマーリーが
他の4人の候補者を打ち破り、ベスト・レゲエ・アルバム賞を獲得。彼の気概を証明してみせた。
タフゴングより世界的に売り出された
ジギーマーリーのセカンド・ソロ・スタジオ・アルバム「LOVE IS MY RELIGION」は、
ノミネート候補者のスライ&ロビー、ブジュバントン、英国のレゲエバンドUB40、アメリカ合衆国からのハシドのユダヤ人MATISYAHU MILLERの4人を押し退け、見事に賞を勝ち取った。
●拡張した関心
そのアルバムは、38歳のジギーマーリーのデビューCDである「DRAGONFLY」を
個人的、社会的、政治的にもっと切り開き、テーマを拡張させた感じの内容である。
「LOVE IS MY RELIGION」に関していえば、
ジギーマーリーはアルバムのソングライターであり、マルチ・インストルメンタリストであり、プロデューサーである。
そのアルバムは2006年7月4日にリリースされ、今現在もターゲットを絞り、独占的に売られている。
4回目のグラミー賞を獲得したジギーは、このアルバムには特別な意味があるのだと語った。
(ZIGGY MARLEYは1988年、1989年、1997年と過去に3回のグラミー賞を獲得している)
「このアルバムは私が完全に所有し大きくなった初の自主制作アルバムとなり、私の父(ボブマーリー)の夢だった。
なぜならいつでもレコード会社は大金を抜き取っているからだ」
とジギーは語った。
このアルバムのコンセプトは、女性との会話を通じて作られたのだと説明した。
「カトリック信者だった彼女が、私に何の宗教であるか尋ねてきたんだ。
私は "LOVE IS MY RELIGION(愛こそ私の宗教)"だと答えた。
これらの言葉は私の中で燃焼した。私にはそれが本当だと分かっていたのだ」
と語った。
情報:Jamaica Gleaner