Dancehallシーンをpop-pop-poppingと跳ねるように沸かせたこの男Chi Ching Chiiiingの記事をお届け。
身長180cmを軽く越えるChi Ching。
彼のスラングと(多分偽者の)ダイアモンドがダンスホール界に旋風を巻き起こしている。
野心的で(おそらく)多才な25歳の彼はRadion BeckfordというOxford Road近辺のNew Kingstonエリアで生まれた。
その後今現在も住んでいるGolden Springに引っ越した。
Papine Comprensiveハイスクールに通っている時
彼は自分がユーモラスにスラングを作りだせる事を得意として、それらを日常でよく使っていた。
それに彼の音楽に対する気持ちが重なった。
Chi Chingは「みんなが言うようにジャマイカ人にとって音楽を嫌いになる事はとても難しいことだ」
と話しそして彼のエンターテイメントの歴史が始まったのだ。
いくつものダンスの現場へ足を運びダンスホール界の重要人物たちと顔合わせをし彼の名前を広めるのに時間はかからなかった。
そして自分に注目が集まった時彼のキャッチーなフレーズ「Chi ching ching chiiiiin!」と言うのだ。
見物人と業界の内部の人間は彼の奇妙なダンススタイルとダイアモンドに注目を浴び始めた。
そうしてすぐにスラングメーカー+ダンサーの彼には持ち歌ができ、
Chi ChingとBeenie manの"Everyday(Chi Ching風に発音するとEvery-deh)やBling Dawgとの"Pop-Pop(Popcorn)"でのキャッチーなフレーズはあっという間に人気が出てダンスホールファンのライフスタイルへと確立していっているのだ。
彼を象徴する「Bling」な光物。
彼はそれが自分の幻想や願いを表しているものだと話す。
「金持ちになりたかったら金持ちのフリをしろ。そうしたら金持ちになるぞ」
さてChi Chingの今後は?
彼は9月中旬にいくつかのショウに出るためイギリスへ行くと話した。
彼の誕生日パーティ、レギュラーダンスChi Ching Chuesdaysはもちろんこれからも継続される。
そしてもっとたくさんのダンスへ出現するそうだ。
翻訳・文:Kozz (from Kingston, JA)