INFORMATION

Dancehall Queen Reportやダンスホール事情、ダンサーインタビュー、ジャマイカのダンス情報などを中心にお届けします☆

記事一覧

KEIVA'S DANCEHALL FASHION

ファイル 78-2.jpg

今回はジャマイカ新聞"JAMAICA GLEANER"より、ちょっと辛口なキーバのダンスホールファッションについての記事を紹介します。

近年、 露出した衣裳を着てきわどい動きのダンスをする女の子達が注目され、かつてにない勢いで産業化している中、DANCEHALL DIVAの名を持つフィメールダンサー "KEIVA HIBBERT(キーバ)"は、露出することなく、ローカルのエンターテイナーやダンスホールファン達から根強い支持を得ている。

キーバは自分が"DANCEHALL QUEEN"の肩書きを競い合うダンサーとはタイプが違い、節度のあるユニークな服を着る個性派ダンサーであると主張している。

「着ている服に問題があると言っているんじゃないの。
その服をどういう風に着こなしていて、どう見せているかってことが大切。
有名なダンサーになるために、X-RATEDな服を着る必要なんてまったくないのよ」

自分の衣裳は自分でデザインするというキーバは、買った服をリメイクすることでユニークなキーバ・スタイルをキープしている。

「私の場合、好きな服を買ったら その服の何かを外したり付けたりして工夫しているの。特に私は派手な色の服が大好き」

いろいろな色を組み合わせたりするのが大好きなキーバは、そのことも彼女独特のスタイルに取り入れている。

ファイル 78-1.jpg
写真:シャツにたくさんのワッペンを貼付けて黄色のアクササリーを取り入れたキーバ・スタイル

「カラフルな色を取り入れることで、その人自身も明るく鮮やかに見えるはずよ。
どんな衣裳を着るかによって、ステージに立った時のフィーリングも変わってくるし、やる気も起こさせる。」

キーバはエレファントマンやキップリッチ、ジェネラル Bを始め、様々なアーチスト達のミュ-ジックビデオに出演しているが、露出した服を着なくちゃいけないというプレッシャーを感じたことは一度もないと語っている。

また実力派フィメールDEEJAYのLADY Gも
「どんなルックスであっても、人々がそれを受け入れているのであればOKだと思う。
だけど本当に大切なのはレゲエミュージックであり、実力であることを忘れないで」
と語っている。

(以上JAMAICA GREANERより)

この記事を読んで思ったのは、たしかにDANCEHALL QUEENを意識したダンサーが目立ち、キーバのような露出なしでニューダンスをガシガシ踊るダンサーは少数派だなーってこと。

どっちのスタイルがよいとは言えないけれど、もしお尻丸出しの衣裳を着たアクロバットなスタイルのダンサーばかりになったら、見る側は飽きてしまうでしょう?

DANCEHALL QUEEN の STACIE(1999), JUNKO(2002), MAD MICHELL(2003), LATESHA(2004)を見てみると
同じQUEENでも年代によってダンススタイル、キャラクターが違うので、海外での話題性も今も変わらずのように見られるが‥?

一方、昨年あたりからはキーバスタイルのニューダンスを踊る女のダンスクルー"SWIZZLE BODY GIRLS"や"COSMIC DANCERS"なども人気があるので
今後どんな流れになっていくのか??

そして2005 DANCEHALL QUEEN CONTESTがどんな展開になるのかも
気になるところですが‥。

と今日はここまで。

ファイル 78-3.jpg
写真:SWIZZLE BODY GIRLS (DVD "HOTTA MONDAY 2005"

HOTTA MONDAY 2005 -FIRE LINKS & JOHN SQUAD-のDVDはこちらで購入出来ます。
※サンプル動画あり

(Text: Kazumi@Ruff-Cut)

THE DANCING DIVA'S KEIVA

ファイル 79-1.jpg

今回はジャマイカの"DANCING DIVA" KEIVA(キーバ)について。

日本のダンサー達からも支持が高いジャマイカのフィメールダンサー"KEIVA"(キーバ)。

キーバが創った有名なダンスにエリーが同タイトルの曲を歌った"ON LINE"というダンスや、1998年にジェネラルツリーのミュージックビデオにも参加した"PRANG DANCE"や"MAD GUITAR"などのダンスがある。

キーバーは最初"P-BOYZ"という男のダンスクルーと共に活動。
これがきっかけで後に本格的なプロダンサーとなる。

今までにキーバーが出演したPVの数は40本以上!
KEVIN LITTLE feat. SPRAGGA BENZの"TURN ME ON"、CRISINTI feat. DELLY RANKSの"SENORA" HARRY TODDLERの"INTERNET"を始め、数々のPVに出演。

またKIPRICHの"MAD SICK, HEAD NUH GOOD"のPVでは、キーバのダンスクルー"COSMIC DANCERS"も参加している。

ジャマイカ新聞"JAMAICA STAR"のインタビューで、キーバは
「自分の創作したダンスはたくさんあるけど、いっぺんには出さない。
だって同時に全部だしちゃったらせっかくいいダンスを創ってもお互いつぶし合うことになっちゃうから。
一つダンスの名前がついたら、また次のダンスを一つ出していくのよ」

BABY MADA(未婚の母親)でもあるキーバーは、現在ジャマイカでダンススクールを開講。

とても子供がいるようには見えないキュートなキーバは今ももちろん現役の人気ダンサー!

2005年3月入荷のDVD"HOTTA MONDAY"の中でもたくさんのMAD DANCEを踊ってるキーバ。

HOTTA MONDAY 2005 -FIRE LINKS & JOHN SQUAD-のDVDはこちらで購入出来ます。
※サンプル動画あり

次回のトピックではキーバのダンスホールファッション論についてを紹介したいと思います。
と今日はここまで。

写真はDANCEHALL DIVA KEIVA (PHOTO:JAMAICA STAR)

(text: Kazumi@Ruff-Cut)

BOGLEのニューダンス

ファイル 80-1.jpg

今年(2005年)世に出ているDVDの中で
ボーグルが踊っているのが"WILLIE BOUNCE"(ウィリーバウンス)というダンス。

で、それに続くダンスが"WACKY DIP"(ワッキーディップ)。

他にもBOGLEのダンスで"OUT AND BAD"というダンスがあるらしい。

この"WACKY DIP"というダンスを創ったジャマイカの男のダンサー"DING DONG"(ディンドン)はボイスメールと一緒に曲までもリリース。

(WACKY DIP by VOICE MAIL & DING DONG)

昨年ボイスメールはボーグルと"WEDDI TIME"もリリースし大ヒットしている。

このようにダンサーが曲を立て続けにリリースするという現象は、
現地でのダンサーの人気(支持)が高いからなんだろうとは思うが‥?

実際にこの流れを作った当のファーザ・ボーグルは5曲リリースしているし、
ジョン・ハイプも"ALL DEM DEH" (by Bogle)へのアンサーソングを歌っているし、と
まさにこのダンサー達の勢いはどこまで続くのでしょうか。

と今日はここまで。

ファイル 80-2.jpg
写真:DING DONG(DVD "PASSA PASSA VOL.28"

(Kazumi@Ruff-Cut)

最近のコメント

  • 未承認
  • (未承認)
    2022/05/22
  • Re:秘蔵の90'S DANCEHALL DVD - BOGLE VS TOLLO(FRESH KIDS)
  • (Ruff-Cut Hiro)
    2010/07/31

    ログ検索

    検索フォーム
    キーワード

    過去ログ