REPORT "MISS USA DANCEHALL QUEEN" by JUICY-R |
JUICY-Rです。
今回、NYで開催されたMISS USA DANCEHALL QUEEN CONTEST 2005は、
私にとって初の海外でのコンテストでした。
今回出場するようになった経緯(いきさつ)は、今年の2月にJAMAICAに行った時、ASYLUM(アサイラム)で踊っていたところを
NYから来ていたNIGHT RIDERのカメラマンに声をかけられたのがきっかけでした。
NYはこれで4回目になるのですが、今回は一人旅であり不安でした。が、行けばなんとかなるもの!
たまたま英語も8ヶ月くらい勉強してたので助かりました。
コンテストの4日前にNY入りして、着いたその足でいきなり会場の見学に招待されました。
そしてスタッフの前で試しに踊るはめに!(聞いてないよう)
会場は川崎CITTAくらいの大きさでした。
次の日、急遽NYのFMでインタビューを受けることに・・・。
緊張してる上に早口のニューヨーカーの英語を聞き取るのに必死で、
へたくそな答えになってしまい恥ずかしかった。
NY在住の日本人にコンテストの宣伝をするように言われ日本語の告知もしました。ま、これもなかなかできない経験。 |
コンテスト前日
コンテストの前日はBEFORE PARTY!いよいよ明日だと思うと緊張してきました。
明日のコンテストの出場者のスタービンと金髪の子を紹介され、
いきなりステージに上げられてその場で踊ることに。。。
そのあとも別のBROOKLYNのクラブに行ったら
MCの人にあおられて、またここでも踊るはめに。。。
BATTY RIDERはいてて良かったよ
スタービンはほんと優しい子で、慣れない私にいろいろ気を遣ってくれました。 |
コンテスト当日
7月30日(土)いよいよコンテスト当日、緊張のせいか慣れない環境での生活のせいか、
不眠症気味でかなりのBADコンディションだったけど、もうやるしかない!
このためにNYに来たのだから!
しかし、コンテストの手順の説明も何一つなく、時間も押し捲りで、
気がついたらみんなでお揃いの衣装を着てステージに立っていました。
※写真左:出場者全員に用意されたお揃いのオープニング用の衣装。
結構大胆で簡単なつくりだった為に、動くとVラインがづれないかと心配だった
この時点ですでにアピールを始める出場者達もいました。
ここから審査は始まっていたようです。
乗り遅れたかも‥と少し後悔しつつ、慌しく自分の衣装に着替え、ステージ脇に並びました。
ステージ袖から他の出場者のダンスを見ていたら、
昨夜リンクしたスタービンのVIBESに歓声が上がっていました。確かに表情もVIBESもやばい!
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そしていよいよ私の番。
思いっきりやったつもりだけど、
緊張で観客の反応が分からなくなっていて不安でした。
来たからには後悔したくないけど。。。。
第2ラウンドの前に振り落としがあることも知らず、
参加者全員がステージに上がり、
選ばれた出場者のみに次のラウンドで踊る権利が与えられたんだけど、
なななんと私は選ばれなかった!!
信じられないしショックだったけど仕方ない。
写真上:JAMAICAでリンクしていたACTIVE DANCERSと感激の再会!!
1ラウンドが終わった後、ステージ裾で待ち構えてくれていた。
その後は選ばれた出場者のダンスをみていました。
腑に落ちないままだけど、あとは観客としてコンテストを楽しむ気持ちに切り替えるしかないか‥と。
最後の決勝でのBEST 5のダンスは、気を取りなおしてちゃんと見ることが出来ました。
確かにすごいバイブス!
私もバイブスには自信があったけど
客観的に生でみる彼女達5人のバイブスは半端なかったです。
特に優勝したスタービンの踊る時の目はすごかった!
昨夜話した時の彼女からはとても想像できない顔だった。
わたしは強さと優しさを持つ彼女だからこそ本気で応援していました!
あと去年出場していたLADY Kもさらにダンスに磨きがかかり、
バイブスもプラスされていました。
私が目に止まったのはこの二人でした。
出場者の中には、去年もコンテストに参加していたMISS-K(アトランタ出身で今年は上位5位に入りました)や
CRYSTAL(クリスタル)が再度チャレンジしてました。
写真上下:ともにSAMI CLOTHINGのオリジナルの衣裳 |
結果発表
さて結果の方は…
入賞者の名前はすべて覚えきれていないけど、
1位はスタービン。バイブス重視なので表情に注目!
(DVDにちゃんと写ってるといいけど…)
アクロバティックなスタイルでちょっとステイシーを思いださせる感じ。
本当にCRAZYなバイブスで審査員のテーブルで3点倒立してしまうほど。
ちなみに彼女はBRONX在住のジャマイカン。
BRONXのダンスホールクィーンコンテストに出場した経験があると話してました。
ファッションセンスもスタイルも良かったです。
写真上:BEST5に選ばれた出場者達 |
2位は白人のダンサー。アクロバティックなスタイルで安定した軽やかな動きです。
特にダンスの技が凝っていました。ワイニーもGOODな印象でした。
ファッションセンスの方はさておきでしたが…
ベストドレッサーには金髪坊主頭の子。
お洒落で雰囲気があって自分をよく分かってる感じでした。
写真左:ベストドレッサー賞のダンサー。
髪は金髪の坊主、黒の衣装にラインストーンのチョーカー
シンプルだけどセンスが良かった。LUXURYな感じ。 |
NYのDANCEHALLファッションって、前回優勝したYANNIもそうだったけど、
カラーは黒でシックにラインストーンのアクセサリーなどでゴージャス感を出すのが流行りかな?
あとはSEXYなデザインのコスチューム。
ダンスの現場のファッションは人それぞれだけど、
あまりTシャツやタンクトップのカジュアルな感じの子はいなくて、
セクシーなカットソーとか着てドレッシーにきめてる子が多かった。
足元もデザインのかわいいサンダル履いてる子が目立っていました。
NYのお洒落なクラブはドレスコードがあるから注意だね!
NYの男の子はJAMAICAの男のダンサーと同じくやっぱタイトな服がマスト!
写真上:コンテスト出場者たち
(右上から左に順番に)
- MISS USA DANCEHALL QUEENのスタービン(BRONX在住のジャメイカン)
- その左がNY在住の日本人若手ダンサーのTOMO(from JWB)
- その左が5位に残ったダンサー
- 左端がベストドレッサー賞のダンサー(NY在住)
- 右下は日本人ダンサーMAM I(from JWB)
- 左下がJUICY-R
(ここのフィッティングルームはテントで鏡がない)
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コンテスト後の感想
期待はずれなくらい負けてしまって悔しい気持ちやら
その反面反省する事もあったし
日本でショータイムをやってるだけでは
こんな気持ちは体感できなかったと思います。
個人的には今年の上位5位は昨年よりレベルが高く感じました。
結果的にはよい経験になったし得たものはかなりあった。
日本で応援してくれてた人には頭が上がらないけど
この経験を新たなるステップにあきらめないで
チャレンジしていきたいと思いました。
これからもREGGAEが大好きだし、
もっと皆の気持ちを上げれるようなステージがやりたいと思ってるので
これからもよろしく!
写真左上:2004 MISS USA DHQ YANNI、JUICY-R
写真右上:出場者のメイクを担当してくれたクリスタル。NUFF RESPECT!! |
番外編
プライベートで、NY在住のともちゃん(今回出場したNY在住の日本人のダンサー)と
SOHOのショッピング帰りに、日本人のひろこさんが経営しているレストランへ。
アットホームな雰囲気のお店で、NY在住の日本人が日本食を恋しくなったら行きたくなりそうなお店。
オムカレー等の日本の洋食メニューが食べれます。美味しかった。
<HIROKO'S PLACE>
75THOMPSON ST. NEWYORK. NY 10012
(SOHO AT 75 THOMPSON ST. BET SPRING AND BROOME ST.)
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